『健康食品の電話勧誘販売業者(福岡の「美研」)、特定商取引法に基づき3カ月の一部業務停止命令』

【2012.02.10】
福岡市中央区の「美研」は9日、健康食品「神草丸(しんそうがん)」を電話で販売する際に、実際には効能がないのに「癌に効く」「糖尿病が良くなる」「病気が治る」などをと告げるなどしたとして、特定商取引法(不実告知など)に基づき、消費庁に3カ月間、業務の一部(電話販売での新規勧誘、申込受付及び契約締結)の停止命令を受けました。また、購入者に病気が治るなどの効能は虚偽であることを通知することを指示されました。
1.その他の違反行為

①勧誘目的不明示：消費者に勧誘目的を告げずに電話で体調に関しての質問をし、健康に関心を向けさせて勧誘を始めていたということです。
②再勧誘：消費者がはっきりと断っているのに、勧誘を続けたり、再度電話するなどしていたそうです。
③迷惑勧誘：消費者が断った後も1時間近く勧誘を続けたり、2～3日ごとに電話をしたり、又職場にも電話をかけたりしていたということです。