『厚労省が脳障害対象の臍帯血きょうだい投与を承認』

【2020.09.24】
『厚労省が脳障害対象の臍帯血きょうだい投与を承認』

　厚生労働省の再生医療等評価部会は24日、小児脳性まひなど脳障害の症状改善のため、きょうだいの臍帯血を投与する高知大の臨床研究計画を承認したとのことです。再生医療の提供基準に適していると判断したとのことです。厚労省によると、再生医療の分野で臍帯血のきょうだい間投与が認められるのは初めてでとのことです。

　患者自身の臍帯血を投与する臨床研究は行われているが、出産時しか採取できず保存する人も少ないため、家族らからきょうだい間投与を求める声が上がっていたとのことです。米国では既に臨床研究が始まっているとのことです。