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『全麻協 カンナビノイド含有食品のガイドライン策定 品質・表示・広告・流通・販売管理の基準明文化』
【2025.5.7】
『全麻協 カンナビノイド含有食品のガイドライン策定 品質・表示・広告・流通・販売管理の基準明文化』
♦一般社団法人全国大麻商工業協議会は、2025年4月23日に「カンナビノイド含有食品に関するガイドライン」を策定・発表した。
♦全麻協は、CBD事業者が中心となり、消費者保護と産業の持続的かつ健全な発展を目的として2024年6月に創立された非営利団体。
♦代表理事を務めるのは、株式会社CannaTechの代表取締役である須藤晃通氏(経歴:2019年にCBD原料の輸入を開始し、2022年にはFSSC22000認証の取得、2025年1月には新規制に準拠したCBD原料の輸入販売を開始)。
♦本ガイドラインは、CBD、CBG、CBNなどのカンナビノイドを含む食品製品に対し、品質・表示・広告・流通・販売管理に関する自主基準を明文化したもの。
♦背景には、2024年12月の法改正を受けて国内のカンナビノイド製品流通が拡大し、安全性確保や消費者保護、法令遵守の必要性が高まっていることがある。
♦ガイドラインの主な構成項目は以下6点:
・製品表示の標準化(カンナビノイド含有量、由来原料、摂取目安の明記など)
・製品の安全性確保(THC非含有証明、重金属・農薬検査、第三者試験の推奨など)
・広告・表示ルール(薬機法・景表法に基づく表現制限、公序良俗への配慮)
・販売における年齢・用途制限(未成年者への販売基準、妊娠中・運転時の使用注意など)
・保管・流通上の留意点(適切な温湿度管理、リコール体制の整備など)
・法令遵守と行政協調(厚労省・消費者庁との連携、ガイドラインの継続的見直し)
♦同協議会は、今後の展開として、事業者向けの研修・セミナー開催、一般消費者への情報提供・啓発活動、関係省庁との連携による制度整備への建設的提言を継続していくとしている。
*リソース:全国大麻商工業協議会 お知らせ 「カンナビノイド含有食品に関する自主ガイドラインを策定・発表しました。」4/23
https://zenmakyo.org/posts/released-guideline
カンナビノイド含有食品(CBD, CBG, CBNを含む)におけるガイドライン
https://zenmakyo.org/posts/food-guideline
全国大麻商工業協議会(全麻協)とは?https://zenmakyo.org/#about
法改正後のCBDビジネス最新動向を解説:健康博覧会2025にて全国大麻商工業協議会がセミナー開催
https://foods-ch.infomart.co.jp/news/149855?utm_source=chatgpt.com