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『消費者庁 | ダークパターンに関する取引の実態調査を公表 高評価強調の口コミ投稿などを例示』

【2025.4.14】

『消費者庁 | ダークパターンに関する取引の実態調査を公表 高評価強調の口コミ投稿などを例示』

♦消費者庁は4月7日、「いわゆる『ダークパターン』に関する取引の実態調査」を公表した。

♦調査対象となったのは、国内の消費者が閲覧し取引を行うことができるウェブサイトのうち、消費生活相談情報から消費者とのトラブルが存在すると考えられるものや、売上高から国内の利用実績が多いと考えられるもの。

♦最も多く見られたダークパターンは「事前選択」で、これは「事業者の望む選択肢がデフォルトで事前選択されているもの」であり、例として「複数あるコースのうち高額コースがあらかじめ選択されている」ケースなどが挙げられている。

♦次に多かったのは他の選択肢が存在しないかのように誤認させる「偽りの階層表示」、消費者が誤解する可能性のある評価や口コミに関する表示をする「お客様の声」、会員登録を強制されたり登録が必要だと思いこまされたりする「強制登録」。

♦「お客様の声」の例示としては「高評価レビューが強調されているもの。」「評価や口コミが虚偽の可能性があるもの」などが例示された。

♦本報告書では、調査したサイトのなかには、景品表示法、特定商取引法、個人情報保護法、特定電子メール法等に関係すると思われるものがあったとしている。

♦本報告書は、消費者庁新未来創造戦略本部国際消費者政策研究センターが作成したものであり、消費者庁の公式見解を示すものではないとされている。

 

*リソース:消費者庁 「いわゆる『ダークパターン』に関する取引の実態調査」4/7

リサーチ・ディスカッション・ペーパー

参考資料(ダークパターン事例イラスト集)

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