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『カテーテル治療後の死亡10件「医療事故に該当しない」神戸徳洲会病院が報告書公表』
【2025.1.17】
『カテーテル治療後の死亡10件「医療事故に該当しない」神戸徳洲会病院が報告書公表』
♦ 神戸徳洲会病院でカテーテル治療後に患者が相次いで死亡する問題が発生。
♦国の医療事故調査制度に基づく調査や院内検証の対象となったのは、患者死亡事例など15件。
♦ 同病院は、これまでに3件を医療過誤による死亡と認め、遺族に謝罪済み。
♦ 残る12件のうち、未公表の2件は第三者による調査を継続中。
♦10件について、同病院は、外部専門家を交えた院内検証の結果、医療事故に該当しないと結論付けた。
♦ 10件の内、死亡事例9件に対して「カテーテル治療や検査が死亡原因ではない」と判断。患者が生存しているが治療中に冠動脈損傷の合併症が起きた1件は「検査・治療の経過に逸脱した問題はみられず、処置は適切だった」としている。
♦ 10件のうち7件で、遺族や本人に対する説明を完了。
♦ 患者や家族への説明が不十分であった点、治療方針を医師1人で決定する体制には問題があったとしている。
♦ 神戸市は2023年2月に医療法に基づく改善命令を病院に出し、病院側は同年3月に改善計画を提出。
♦ 院内検証の報告書は2025年1月9日に病院のホームページで公表。
*リソース:YAHOO!ニュース(神戸新聞)1/15配信