ヘルスケアコンサルティングNo.1(新興分野)
メニュー
03-6274-8781 平日9:00〜18:00(土日祝日を除く) 閉じる

『東京地裁がやせ薬として向精神薬を密売していたクリニック経営者の元医師に麻薬特例法違反などの罪で実刑判決』

【2016.10.04】

『東京地裁がやせ薬として向精神薬を密売していたクリニック経営者の元医師に麻薬特例法違反などの罪で実刑判決』

 

東京地裁は4日、2014~2015年、東京都港区六本木で経営していたクリニックから宅配便で送るなどの方法で、男女4人に向精神薬「サノレックス」計約27万錠を約6500万円で譲り渡したことや、昨年1~7月には計約110万錠を転売目的で所持したほか、同クリニックのサイトで「ダイエットピル、全国で最安値」と書いた広告を載せるなどしたとして、麻薬特例法違反などの罪に問われた元医師渋谷雅彦被告(58)の裁判員裁判で、懲役6年6カ月、罰金400万円(求刑懲役9年、罰金500万円)と追徴金6473万円の実刑判決を言い渡したとのことです。稗田雅洋裁判長は「大規模に行われた悪質極まりない犯行だ」と述べたとのことです。

 

判決は、渋谷被告が一時期、国内で出荷される同薬の半数近くを入手し、密売していたと指摘し、「過去に比較すべき事例がないほど大規模で、依存症による健康被害を起こしかねず、社会に大きな危険をもたらす行為だ」と批判したとのことです。

 

薬機法・景品表示法・特定商取引法・医療法などに関する業界ニュースをもっと見たい方はこちら!