『ドミノピザに景表法違反で再発防止の措置命令』

消費者庁は27日、大手ピザチェーンのドミノピザに対して、景表法違反があったとして、再発防止の措置命令を出した。

問題となったのは、今年4月までの半年間に配布されたチラシで、ピザを注文した際に掛かる「サービス料」が消費者にとって分かりにくい表示となっていたこと。

デリバリー価格と持ち帰り価格を併記していたが、更にサービス料（6～7％）が上乗せされていた。

消費者庁は「宅配と持ち帰りには2倍の価格差があり、宅配価格は輸送料などはすでに含まれていると誤認させる」として景表法違反にあたると判断した。

今回の件でドミノピザは「消費者の皆様にご心配をお掛けいたしましたことを心よりお詫び申し上げるとともに、皆様の信頼を損なうことがないよう、再発防止策の履行に全力を挙げてまいります」と発表した。