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『厚労省がネット販売される健康食品の買上調査を実施し49製品から医薬品成分を検出されたと発表』
【2015.12.29】
『厚労省がネット販売される健康食品の買上調査を実施し49製品から医薬品成分を検出されたと発表』
厚生労働省が28日、「精力増強」や「ダイエット」の効果をうたい、インターネットで売られているサプリメントや健康食品計81製品中、49製品から医薬品成分が検出されたとの調査結果を発表したとのことです。49製品のうち9製品には、発がんなどの恐れが指摘されているフェノールフタレインも含まれていたとのことです。
昨年1~3月、「個人輸入代行」などと日本語表記がある海外業者のサイトから計81製品を購入し、国立医薬品食品衛生研究所で分析した結果、「精力増強」などとうたう50製品のうち33製品から、ED治療薬の成分シルデナフィル(頭痛や心拍増加などの副作用の可能性がある)などが検出されたとのことです。またダイエット用のサプリメント31製品のうち16製品から、下剤成分ビサコジルや気管支炎治療薬の成分ジプロフィリンなどが見つかったとのことです。
本来は医師の処方が必要な成分が多いが、いずれも医薬品の表記はなく、国内業者であれば医薬品医療機器法(旧薬事法)違反にあたるが、多くは海外のサイトで、厚労省は削除要請などをしているとのことです。
その他の情報
違法性が疑われるサイトを見つけた場合の通報先
一般社団法人・偽造医薬品等情報センターが運営する「あやしいヤクブツ連絡ネット」
http://www.yakubutsu.com
03-5542-1865