『消費者庁がネット上の健康食品の調査を行い129商品で表示の改善要請』

【2015.09.07】

『消費者庁がネット上の健康食品の調査を行い129商品で表示の改善要請』

消費者庁は7日、2014年1月～今年3月までの期間、インターネット上の健康食品などの表示を調査したところ、129商品(87事業者)で健康増進法に違反する恐れのある表示が見つかったと発表しし、これらの事業者に対し、表示の改善を要請したとのことです。

調査は、ロボット検索システムを活用して実施し、14年1～3月は「インフルエンザ」「ウイルス対策」「乾燥肌」「花粉症」などを検索キーワードに用いて調査し、その結果、29商品(28事業者)で改善を要請したとのことです。4～6月は「特定保健用食品(トクホ)」の許可表示を逸脱した表現を対象とし、6商品(3事業者)について改善を求めたとのことです。

7～9月は「ダイエット」「痩身」「脂肪燃焼」「デトックス効果」などのキーワードを検索し、34商品(13事業者)で問題が見つかり、10月～12月には「ガン」「脳梗塞」「動脈硬化」「肝炎」「糖尿病」「高血圧」などに焦点を当て、26商品(20事業者)について改善を要請したとのことです。

具体例に、いわゆる健康食品の「脂肪を溶かす有効成分により、現在の体重を大幅に減らす」という表示や、加工食品の「原材料である『れんこん』が花粉症などアレルギー体質を改善」と謳った表示などを挙げたとのことです。

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