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『ネット販売のダイエット食品に未承認の医薬品成分、行政が健康被害の注意呼びかけ』

【2022.06.10】

『ネット販売のダイエット食品に未承認の医薬品成分、行政が健康被害の注意呼びかけ』

 

兵庫県西宮市保健所は6月7日、LINEなどネットを通じてダイエット用食品を購入した客から健康被害の届出があったとして、厚労省の通知に基づき製品名の公表に踏み切った。西宮市によると、商品はベトナム製の「Detoxeretゼリー」で、福岡市の個人が「脂肪の減少をサポート」「3~15キロ痩せる」などの宣伝文句で、1箱15包入りを3~4千円の売価で販売していたという。ところが、ネット上で購入客から動悸、頭痛、めまい、口の渇きなどの症状が出たとの健康被害の訴えが相次いだため、市が国立医薬品食品衛生研究所で同製品を検査したところ、日本国内では未承認で販売が禁じられている「シブトラミン」が1包中約22~24ミリグラムほど検出された。なお、同成分は脳に作用して食欲を抑える効果があるとされるが、同時に血圧や心拍数を増加させる副作用も報告されているため、市はHP上で同商品の購入及び摂取の中止と、健康被害が疑われる場合にはすぐに医療機関へ相談するよう広く呼びかけた。

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