『消費者庁はレーシック手術を受ける際にリスクの説明を十分受けるようにと注意喚起』

【2013.12.04】
『消費者庁はレーシック手術を受ける際にリスクの説明を十分受けるようにと注意喚起』
消費者庁は4日、角膜の表面を薄くめくり、下の層にレーザーを当てて削った後に表面を戻し、近視や乱視を矯正する、レーシック手術を安易に受けることは避け、リスクの説明を十分受けるようにと注意喚起したとのことです。同庁の事故情報データバンクには危害発生の情報が5年間で80件寄せられたほか、手術経験者へのアンケートでは4割以上の人が何らかの不具合を感じていたとのことです。
同庁によると、事故情報データバンクには「目の表面に激しい痛みがあり、寝たきり状態になった」「ドライアイで10分ごとに目薬をささないと目を開けていられない状態」といった情報が寄せられていて、今年11月におこなった手術経験者600人へのアンケートでも、259人(43%)が何らかの症状や不具合が生じていると答えたとのことです。
同庁は、手術前に合併症などについての説明を十分受けなかったとみられる例があり、インターネットでは景品表示法などに抵触する広告も散見されると言っているとのことです。