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『消費者庁が高齢者に健康食品を強引に送りつけた日本ヘルスケアなど3社に業務停止命令』
【2013.08.28】
『消費者庁が高齢者に健康食品を強引に送りつけた日本ヘルスケアなど3社に業務停止命令』
消費者庁は27日、高齢者に嘘の電話をかけて、健康食品を強引に送りつけて販売したとして、特定商取引法に基づき、日本ヘルスケア、ケア食品および健美食品の3社に対し、一部業務の停止を命じたとのことです。
同庁によると、3社は、去年8月頃から今年5月頃にかけて高齢の女性に対し、突然、「注文のあった健康食品が出来ました」などと嘘の電話をかけ、およそ2万円の「凰寿(おうじゅ)」等と称する健康食品を販売していたが、その際に嘘をついて契約させたり、注文した覚えのない商品を強引に送りつけたりしていたという。このうち、日本ヘルスケアは購入を断った相手に対し、「データが残っている」などと、脅迫めいたことを告げるなど、消費者を威迫し困惑させる勧誘を行っていたとのことです。
3社は過去に高額な健康食品を買ったことのある人を狙って電話勧誘をし、およそ2億円を売り上げていたとのことです。
同庁は3社が行った電話勧誘販売が、再勧誘、契約書面の記載不備、不実告知および迷惑勧誘(3社共通)、威迫・困惑(日本ヘルスケア)の違反行為に当たるとし、特定商品取引法に基づき、日本ヘルスケアに対して、2013年8月28日~2014年2月27日までの6カ月間、電話勧誘販売に関する業務の一部(新規勧誘、申込受付および契約締結)の停止を命じたとのことです。ケア食品および健美食品に対しても、それぞれ2013年8月28日~11月27日までの3カ月間、同様の業務停止を命じたとのことです。