『消費者庁が出版社の秋田書店に読者プレゼントの当選者数を実際より多く表示していたとして、景品表示法違反に基づき措置命令』

【2013.08.26】
『消費者庁が出版社の秋田書店に読者プレゼントの当選者数を実際より多く表示していたとして、景品表示法違反に基づき措置命令』
消費者庁は20日、秋田書店が供給する漫画雑誌の懸賞企画に係る表示について、景品表示法に違反する行為が認められたとして、秋田書店に対し、景品表示法に基づき、措置命令を出したとのことです。
消費者庁によると、不当表示が確認されたのは、2010年5月から2012年4月にかけて発売された漫画雑誌「ミステリーボニータ」「プリンセス」「プリンセスGOLD」の3誌で、「ミステリーボニータ」は「2011年2月号」から「2012年5月号」、「プリンセス」は「2010年6月号」から「2012年5月号」、「プリンセスGOLD」は「2010年8月号」から「2012年4月号」が対象とのことです。
消費者庁は、秋田書店に対し、不当表示がなされたことを一般消費者へ周知徹底するよう命じたほか、再発防止策を講じ、今後は同様の表示を行わないよう求めたとのことです。
秋田書店は、「読者の皆様をはじめ、関係者の皆様に多大なご迷惑をおかけいたしましたことを深くお詫び申し上げます」と謝罪するとともに、「今回の消費者庁の措置命令を真摯に受け止め、今後、このようなことが起きないように管理体制の強化を図り、役員以下社員一丸となって再発防止に向けて取り組んで参ります」とコメントしているとのことです。