『大手スーパー「西友」が「登録販売者」の試験に必要な実務経験を水増しした証明書を発行』

【2012.11.05】
『大手スーパー「西友」が「登録販売者」の試験に必要な実務経験を水増しした証明書を発行』
　大手スーパー「西友」が風邪薬などの一般用医薬品を薬剤師以外が販売する為に必要な資格である「登録販売者」の試験に必要な実務経験などを偽った証明書を従業員に発行した疑いがあるということが4日、厚生労働省への取材で分かったとのことです。
　厚労省によると、2009年に新設された登録販売者の試験を受けるためには、薬剤師の管理のもとで医薬品の販売を1年間、毎月80時間以上行うなどの実務経験が必要とのことです。
　こうした不正受験の疑いは、これまでに少なくとも19都道府県で200人余りに上り、厚生労働省と関係する自治体は薬事法に基づき、調査に乗り出したとのことです。西友は、「現在、調査中でコメントを差し控える」としているとのことです。
※2012年8月3日のニュースも参照して下さい。