広告代理店こそ誠実に消費者と向き合いたい。化粧品から医療まで、幅広い守備範囲で頼れるコンプライアンスパートナー
メニュー
03-6274-8781 平日9:00〜18:00(土日祝日を除く) 閉じる
株式会社オプト コーポレート企画本部 事業推進部(当時):二宮 久典 様

広告代理店こそ誠実に消費者と向き合いたい。化粧品から医療まで、幅広い守備範囲で頼れるコンプライアンスパートナー

(株式会社オプト コーポレート企画本部 事業推進部(当時):二宮 久典 様)

今回、インタビューしたのは、WEB広告支援では、知らない人はいない、株式会社オプトさま。
1994年の創業以来、2004年にジャスダック上場、2013年には東証一部上場を果たし、業界のパイオニアとして確固たる地位を築いてきました。
現在は、WEB広告支援の枠を超え、マーケティング全般にわたる包括的なソリューションを提供し、よりクライアント企業の成長に寄与する体制を整えています。
そんなオプトさまが従来から広告配信の際に特に心がけているのが、広告表現のコンプライアンス強化です。
単なる広告審査の合否チェックにとどまらず、いかに正確で魅力的なメッセージを発信し、企業の成長とユーザー保護を両立させるか。
この重要な課題に、全社一丸となって取り組んでいます。
その取組を支えるのが、薬事法ドットコムの「薬事チェックサービス」。

▶︎ 守りのコンサル「薬事チェックサービス」

広告表現における法令遵守の専門知識を活用し、オプトさまの高品質な広告審査をサポートしています。
WEB広告は、企業成長のカギを握る重要な施策。
業界のリーダーであるオプトさまがどのように体制を構築し、課題に対応しているのか。
今回は、同社薬事チェックを担当する二宮様に、うかがいました。
化粧品や健康食品広告を手がける広告代理店や制作会社にとっては、特に必見の内容です。

Q

依頼時の課題感について教えてください。

株式会社オプト

A

二宮: 年々高まる薬機法・景表法に対する広告主さま・消費者からの関心に、広告代理店としてどう応えていくか、消費者が信頼できる情報をどう伝えていくかを検討していました。
それまで「広告主さまがその広告表現でOK」と判断すれば、それにしたがって制作を進めて問題ないという認識が、一般的でした。
しかし薬機法は広告主さまだけでなく、広告代理店・メディアをはじめとした関係者全員が違反の対象になる場合もあり、広告主さま企業に対する消費者からの信頼を失うことにつながります。
広告主さまのために、よかれと思って取り組んだことが、リスクになり得る時代。
この現実が「広告主さまだけでなく、広告主さまを支援する私たちのあり方も変わっていかなければならない」という意識が芽生えるようになったのです。
具体的なアクションとしては、専門のチェック体制の整備。
その使命が私に託され、模索が始まりました。

Q

当時の薬機法のチェック体制は、どのようなものだったのでしょうか?

A

二宮:先ほど触れたように、当時は広告表現のチェックを広告主さま側に任せるケースもあり、社内のチェック体制は今ほど整っていませんでした。
法務部門はありましたが、優先されるのは薬機法以外のリーガル案件で、広告表現に関する細かい審査まではすべてを細かくフォローしきれない状況でした。
そのため、独立したチェック体制を構築する必要があったのです。
ただ、当時の私も薬機法・景表法の知識はゼロに近い状態。
相談するにも基礎知識がなければ話にならないと考え、まずは勉強を兼ねて「薬機法管理者」の資格を取得しました。

▶︎ 薬機法管理者

資格を取得して分かったのは、基礎知識を持っていても、実際の現場ではさらに高度な判断が求められるということ。
また、広告物のチェック対象は、バナーやLP、テキスト広告など月に数百本単位で発生し、とても一人でカバーできるものではありませんでした。
そこで、社内で一次チェックを行いつつ、迷った時や困った時の相談役として外部の専門家の協力を得る体制を整えるべきだと考えました。
経営陣ともこの方針で合意し、ようやく具体的な仕組づくりをスタートさせることができました。

Q

薬事法ドットコムへの依頼の決め手はなんだったのでしょうか?

A

二宮:まず、候補にあがったのは弁護士事務所。
しかし迅速に広告確認を行いたい際の確認スピードや対応キャパシティの限界を考慮し、薬事チェックサービスを提供する民間企業へ依頼することになりました。
正直に言うと、最初に依頼したのは薬事法ドットコムではなく、別の企業です。
その企業も薬機法や景表法の対応には一定の強みを持っていましたが、医療領域など、薬機法や景表法の枠を超える案件に差しかかると、サポートの限界を感じる場面が多くなりました。
そこで、次の候補として薬事法ドットコムを検討することにしました。
以前から薬事法ドットコムのメルマガを購読しており、行政の動向や最新の法規制の傾向を網羅する情報提供力には目を見張るものがありました。

▶︎ 薬事の最新情報を毎日配信!無料メルマガ「薬事の虎」

3ヶ月間、2社の薬事チェックサービスを併用し、サポート内容や対応範囲を比較しました。

その結果、薬事法ドットコムは医療領域などの特殊案件にも対応できる幅広いサポート体制が決め手となり、最終的に一本化する決断をしました。

Q

実際にサービスを受けた感想を教えてください

A

二宮:薬事チェックのフィードバックの引き出しの多さには、助けられています。
弊社では、多様な業種の広告主さまと取引があり、最近では再生医療分野に関連する広告案件にも取り組ませていただいております。
前例が乏しく、複雑な規制に直面する案件でも、迅速かつ的確にフィードバックをいただける点は、非常に心強いですね。
また、副次的な効果として、営業や制作担当者が「まずは相談しよう」という姿勢を提案前から持つようになりました。
法務部門への相談だと身構えてしまうところも、専門部門なら、ライトな相談もしやすいようです。
薬事法ドットコムとタッグを組んだ体制で「広告主さまだけでなく、広告主さまを支援する私たちのあり方も変わっていかなければならない」という、コンプライアンス遵守の意識は、確実に底上げされました。
今後も、薬事法ドットコムとの連携を通じて得た知見を社内に活かし、企業の成長とユーザー保護を両立する新たなステージを目指していきたいと思います。

Q

今後はどのような展開になるでしょう?

A

二宮:チェック業務の効率化を目指していきたいと思います。
専用ツールやAIの導入を通じて、属人化を解消し、作業の負担を軽減することが目的です。
また、入稿前の段階でチェック業務をフローに組み込むことで、リスクを未然に防ぎ、業務全体の精度を高める仕組みづくりも進めていきたいと思います。
しかし、目まぐるしく変化する規制や行政の運用方針、さらには高度な文脈判断や広告表現の整合性については、AIや仕組みだけで完全にカバーすることは難しいのが現実です。
だからこそ、薬事法ドットコムの専門的な知見と柔軟なサポートは、今後も欠かせない存在です。
私たちは、薬事法ドットコムと連携しながら、効率化と法令遵守を両立させ、企業としての信頼性をさらに高めていくことを目指しています。

Q

最後に、どんな会社に薬事法ドットコムをおすすめしたいですか?

A

二宮:法令対応に不慣れだったり、リソースが限られている会社は、薬事法ドットコムに頼ることで、リスク回避と業務負担の軽減が期待できます。
一方で、私どものような広告代理店は、取扱う案件が多岐にわたり、チェック対象となる制作物のボリュームも膨大です。
任せっきりでは現実的に難しい部分もあるのではないでしょうか。
そのため、自社内に基本的なリテラシーを確立し、営業や制作との間でしっかりと交通整理を行う「調整役」を置くと、薬事法ドットコムのサポートを最大限、活用できます。
また、そうした体制を整備することで、広告代理店としての信頼性を高める効果も生まれます。
法令を守りつつ、広告効果を最大化し、同時に企業としてのブランド価値や信頼を強化する―この両立を目指す企業にとって、薬事法ドットコムは欠かせないパートナーとなるはずです。

守りのコンサル「薬事チェックサービス」

TTI/YDCのご提供するサービスのご案内はこちら

会員数20,000名突破!業界の誰もが読むメルマガの無料会員になる

プロのコンサルタントに相談したい

トータルでサービスを受けたい

薬事法(薬機法)を学びたい

その他のご相談

その他のお問合せ及び資料請求などはこちらまでお気軽にお申込みください。