オンライン糖尿病の妙手(1)

私は7月までは、オンライン保険診療のメニューとして
SAS(睡眠時無呼吸症候群)をお勧めしていました。
手離れがよく、かつ、高い保険点数が得られたからです。
ところが、8月以降のルール改正により、SASは全く保険点数が取れなくなり、
逆にやればやるほど赤字になる、という状況に陥っています。

そんな中、新しいルールの下で私がお勧めしている
オンライン保険診療のメニューは「糖尿病」です。
今日はその話をします。

1.そもそもなぜ私がオンライン保険診療をお勧めするのか?というと、
それは競合が少なくCPAが安いからというのが第1の理由です。
つまり、CPAは大体5,000円くらいで行けます。ということは
100万円広告費をかけると200人顧客(患者)が得られる、
ということになります。
これが医療痩身(自由診療)だと、CPAは10,000円から15,000円。
ということは100万円広告費をかけて得られる顧客は大体60~100人で、
オンライン保険診療に大きな優位性があることがわかると思います。

2.第2の理由はバックに企業が付いているケースがほとんどない、
ということです。
保険診療の場合、保険請求に問題があった場合、保健所から注意を
受けたり呼び出されたりするのは院長です。したがって、企業に
実質雇われている「雇われ院長」では保険診療はやりたがりません。
よって、オンライン保険診療ができるのは、企業経営のクリニック
ではなく、ドクター経営のクリニックに事実上限られることになります。
それ故、競合が少なくCPAが安い、ということになるわけです。

続きは次回。

■いかがでしたか?
10月28日、土曜日の夕方に、オンライン診療や上清液医療を
テーマとしたセミナーを行うことにしました。
セミナー後に懇親会もあります。ぜひご参加ください。
詳細はこちらから→
https://www.yakujihou.com/merumaga/2309281.pdf