医師による研究会ビジネス(2)

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医師による研究会ビジネス、今日はその2回目
です。今日は研究会の建て付けの話をします。

●建て付け

多くの研究会は、誰でも参加できるセミナーや
ハンズオンを用意しておき、そこから会員に誘
導しています。

会費は年会費を取るパターンが多く、その売上
で年2億超に至っている研究会もあります。

また、研究会でサプリメンテーションを教え、
そのサプリをクリニックに販売するというフロ
ーも重要な売上になります。

この場合重要なことは、そのサプリがオンリー
ワンであることです。
この排他性が確立できれば、そのサプリを入手
したいがために入会するという件数が増えてき
ます。

このグッズを医薬品にする手もありますが、医
薬品は厚労省からのトップダウンが行き渡って
いる世界で自由度が高くありません。

つまり、厚労省に睨まれるのが嫌で、医薬品を
卸してくれないというようなことがしばしば発
生します。

医薬品は免許ビジネスなので、厚労省に睨まれ
て免許を剥奪されたり、業務停止になったりす
ることを医薬品業者はとても怖れるのです。

たとえば、自由診療オンリーとかオンライン診
療オンリーとかのクリニックをやっていると、
そのこと自体は法律上何の問題もありませんが、
厚労省に変に思われないかと心配して、医薬品
問屋さんがクリニックに医薬品を卸してくれな
いのです。

対し、サプリは何の免許も要らず、厚労省から
のトップダウン体制も敷かれていないので、極
めて自由度が高い世界です。
ですから、研究会ビジネスを展開するにあたり
サプリのナレッジは極めて重要です。
たかがサプリ、されどサプリ、なのです。

また、サプリの世界はOEMと卸と2つのチョイス
があります。
OEMだと自分がデザインして好きなものが作れま
すが、500とか1000とかある程度まとまったロット
でないとOEMメーカーは受けてくれません。という
ことは在庫のリスクを負うということになります。

卸だと既にメーカーにある物が提供されるので、
1個からでも入手可能で在庫のリスクを負うこと
はありません。

しかし、在庫のリスクを負ってもここでは排他性
が極めて重要なので、OEMを選択し、唯一無二の
サプリを作るべきです。
小ロットでも可能で、いろんな原料の入手も可能
なOEMメーカーと組むことがソリューションです。

そういうOEMメーカーを紹介してほしい方は、
info@yakujihou.com 濱野までご連絡ください。