年商3億円の地方歯科医が今、東京に進出するワケ

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前回書いた
「1億円の売上を上げるコーディネーター(1)」
の続きはそのうち書きますので暫くお待ち下さい。
 
 
今日お届けするのは、
 
「年商3億円の地方歯科医が
 今、東京に進出するワケ」
 
です。
 
 
歯科医のAドクター。
地方都市で3億円の年商を上げています。
メンバーは、彼と常勤ドクター4名、
バイトドクター3名、衛生士10名。
 
常勤ドクターに関しては
 
4年くらい年俸800~1000万くらいで
働いてもらって、然るべき時期に
彼が用意したハコモノの場所で
独立開業してもらう、
 
という仕組みを取っています。
 
歯科はチェア代が高く、また、水回りや
ギーギー言う機器の騒音対策もあり、
開業資金が7000万~1億円くらい必要で、
そう簡単には開業できません。
 
しかし、彼が考案した仕組だと
開業資金として彼に500万円払えば、
場所も設備も用意されているので、
独立が容易です。
 
この仕組みで彼は使えるドクターを
リクルートすることに成功しています。
 
 
そんな彼が最近、
東京で年商1億上げていた歯科クリニックを
2千万くらいで買収しました。
 
こういうことです。
 
1.コロナで売上が落ち
 叩き売りに等しいクリニック売りが
 東京で増えている。
 
2.2千万の対価は、
 場所(造作)と機械設備と
 顧客リスト。
 ドクター・スタッフは引き継がない。
 
3.ここに彼のクリニックの
 卒業ドクターを送り込む。
 
4.卒業ドクターが順調に育って来たら
 場所(造作)と機械設備を売って
 完全に卒業ドクターのものとし、
 あとは業務提携関係。
 それまでは売り上げの10%をもらう。
 
5.仮に卒業ドクターがうまく行かなくても、
 場所(造作)と機械設備は押えているので、
 新しい卒業ドクターと入れ替えることができる。
 
 
彼からすれば、2千万の投資で
年間1000万のリターンを得る可能性があります。
うまい仕組みです。
 
 
いかがでしたか?