オンライン診療の実践(5)

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日本で唯一人、クリニックのリーガル
マーケティングをコンサルしている林田です。

今日は、オンライン診療の実践の5回目です。

今日は、私がコンサルしているメタボ系の
オンライン診療についてお話ししましょう。

1.意外なことに参入が少ない。

 EDやAGAはオンライン診療でも激戦だが、
 メタボ系は強者がいないためかほとんど
 オンラインへの参入がない。

 そのため、CPA=1顧客獲得単価は1万円
 を下回り9千円くらいで行ける。

2.病院に行くのをためらっていた人を拾える。

 つまり、まだ病院にも行かず薬剤も飲んで
 いない人がオンラインで気軽にやれるの
 ならという感じで入って来る。

 これが6割位。

 もちろん、今までの他のクリニックで診て
 もらっていたがオンラインで診てくれるなら
 という感じで入って来る人もいる。

 これが2割位。

3.保険診療なので、売上は次のようになる。

 <初診>
 (1)オンライン初診料 214点
(2)薬剤情報提供料 10点
(3)調剤料 11点
(4)処方料 42点
(5)オンライン医学管理料 147点


合計 424点
 (※院内処方の場合、「処方箋料68点」の
 代わりに(2)~(4)が発生します。)

<再診>
(1)電話等再診料 73点
(2)薬剤情報提供料 10点
(3)調剤料 11点
(4)処方料 42点
(5)オンライン医学管理料 147点


合計 283点

4.つまり、再診1回では7070円のLTVなので
 再診を如何に繰り返してもらうかが
 ポイント。

5.なお、保険診療であっても予約費を取る
 ことはできる(それでも混合診療になら
 ない)ので、それで多少プラスにはなる。

いかがでしたか?

続きは次回に。

またメールしますね。