オンライン診療が定着し、ピルのように欲し
い薬剤が決まっているパターンだと、手軽さ
をアピールする手法が拡大しています。
今日は、こういった「お手軽訴求」について
検討してみましょう。
1.「LINEだけでOK」
オンライン診療のコミュニケーション手段
は限定されていません。
ビデオ通話に限るという制約もなく、LINE
チャットのやり取りだけでかまわないので、
この訴求は問題ありません(「時間差チャ
ット」も不可ではありません)。
2.「定期便で毎月お届けします」
ピルは薬剤ですから、その使い方は顧客を
診断した医師が決めるものです。
つまり、オンライン上のアンケートをふま
えて、医師が「定期便でかまわない」と判
断したら定期便はOKですが、医師の診断と
関係なく「顧客が定期便を選んだら定期便
になる」という仕組みはNGです。
3.「オンラインピル」という名称で集客する
オンライン診療の仕組みにどういう名称を
付けるかは、クリニックの名称のように
医療法がカバーする問題ではないので自由
です。
すでに出回っている「スマルナ」がその例
で、「オンラインピル」という名称でもか
まいません。