2009年にできた新興官庁の消費者庁は予算不
足。
そこで予算を使って自ら動く代わりに、消費者
庁が認可した消費者団体に広告の景表法違反
を追及する権限を認めています。
これなら予算を使いません。
こういう消費者団体は、「適格消費者団体」と
呼ばれ、中には、医療広告を積極的に狙ってく
る消費者団体もあります。
「消費者機構日本」もその一つで、「医療法人
社団サカイクリニック」の広告が景表法違反だ
として同クリニックを訴え、結局、裁判所での
和解で決着したという事件があります。
こういうことです。
1.消費者機構日本は、医療法人社団サカイク
リニックに対し、再生医療や免疫療法などに関
する広告表示が優良誤認表示に該当するとし
て、2024年以降、質問・申入れ・訴訟提起を
行ってきた。
2.問題となったのは、同クリニックのホーム
ページ上で「マクロファージ活性化療法」「エク
ソソーム点滴」「テロメア注射」などについて、
根拠なく実際よりも著しく優良であるかのよ
うに示す表示を行っていた点。
3.同機構は、当該表示の是正を求めたが、改
善が見られなかったため、2024年9月に東京
地方裁判所へ差止請求訴訟を提起。
その後、2025年3月28日、同クリニックが優
良誤認表示の削除および修正広告の掲示を行
うことを確約したうえで裁判上の和解が成立
し、訴訟は終了した。
4.その和解では、次の点が条件となっていた。
”「マクロファージ活性化療法(化粧品及びサ
プリメントを含む)、テロメア注射及び点滴、
腸内フローラ移植、エクソソーム点滴療法、温
熱療法、高濃度水素吸入療法、並びに自己血サ
イトカインリッチ血清療法の効能効果に関する
表示について優良誤認表示(実際のものよりも
著しく優良であると示す表示)がありました」
という旨を本和解成立の日から1ヵ月掲載
し、一般消費者へ周知する”
5.つまり、1か月間、醜態をさらすことにな
ったわけで、高いツケを払うことになった。
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