オンライン高血圧(2)/チャットオンリー診療

オンライン保険診療としてSAS亡き後、私が
狙っているのが「オンライン高血圧」です。

今日はそのマーケティングを説明しましょう。

1.これまでの経験からすると、広告媒体はフェイスブック
広告かリスティング広告、広告を受けるのはLP。そこから
LINEに誘導します。そこで、LINEでビデオ通話&チャットで
診療し高血圧の薬剤を勧めます。

2.CPAは大体1万円。よって1ヵ月100万円の広告費を
掛けると新規顧客(患者)が大体100人来ます。

3.初診の診療報酬は大体4500円。月100人なので
月商45万となります。
院内処方ならクスリ代も売上となりますが、これは
仕入値とほぼイコールなので無視します。

4.初回のオンライン診療で3ヵ月分のクスリを出しておきます。
毎月「オンライン診療→薬剤処方」というフローでも
よいのですが、毎月ビデオ通話をやるのは面倒ですし、
顧客にとっても面倒なので3ヵ月インターバルが適切です。

5.再診の診療報酬=リピート代は4000円。初回の100人が
そのまま2回目にも移行するとこの月商は40万円です。

6.前回お話ししたように、このリピート売上が
とても重要です。初回の45万の月商には100万の広告費が
かかっていますが、2回目の40万の月商には広告費の
コストはありません。
2023年8月に100万の広告費を投入した場合なら、
8月45万、11月40万、24年2月40万となり、ここで
広告費は回収でき、ここから先はチャリンチャリンと
売上のみを得ていくことになります。

23年8月から月100万の広告投資を始め、24年1月まで続けた
場合、その広告コストは600万となりますが、
100%リピートするとすると、2年間で1830万のリターンとなります
(>https://www.yakujihou.com/merumaga/2308031.pdf)。
粗利ベースでROI 300%です。

7.ポイントはリピートで、離脱を防ぐことが
肝です。そのためにはLINEで頻繁に動画を送るなどの
CRM継続が必要です。

■いかがでしたか?
何度もお話ししますが、8月以降のオンライン診療規制はこうです。
(1)保険診療
A.電話診療→保険請求できない
B.チャットオンリー診療→保険請求できない
  但し、ビデオ診療を挟めば可

(2)自由診療
チャットオンリー診療でも可

(3)(2)についてチクリがあり、保健所から
問合せがありましたが、YDC発行の文書を提出し
事無きを得ています。
提出文書など詳しいことをお知りになりたい方
はMDS(メディカルビジネスサロン)にご入会ください。
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