オンライン診療の戦略はどう組み立てればよいのか?

オンライン診療の規制が揺れ動いていますが、
骨格は見えたので、今後の方針をお示ししましょう。

規制の骨格はこうです。

(1)電話による診療は8月以降保険請求できない
  (再診は可能だが再診だけ電話では意味がない)

(2)オンライン診療は施設基準の届出をしておけば
  8月も保険請求できるが、SASは大所の在宅管理が保険請求できず、
  事実上オンラインSASは不可能

(3)オンライン診療を全面解禁したR2.4.10
  事務連絡はコロナ禍限定ルールだが、コロナの収束が見えないため、当分続く。
  よって、LINEチャット診療オンリーも依然として可能

これまでの経験も踏まえて今後の経営指針を示すとこうです。

1.リスティング広告、フェイスブック広告→LP→LINE登録→
  →チャットでやりとり→薬剤処方というフローは今後も可能です。

2.これまでの経緯からすると―
 a.ドクターの登場は最終局面、一旦決済させてロジに進む前に
  そのポジションを置くのがマーケ上効果的です。

 b.予約→リアルタイム問診のフローでやっているクリニックは
  どこもうまくいっていません。
  話題作りで資金調達して終わっている感じです。