機能性表示において免疫表示を狙っているので
はないかと思われる事例が続々登場しています。
1.薬理と治療 11月号
A.「緑茶成分含有食品摂取による体調維持
および免疫機能に対する効果」
関与成分:ECGC、L-テアニン
オーガナイザー:太陽化学株式会社
アウトカム:唾液中s-IgA濃度、
唾液中s-IgA分泌速度
B.「乳酸菌B240加熱死菌の接種による高齢者の
体調自覚症状への影響」
関与成分:B240
オーガナイザー:大塚製薬株式会社
特記:過去試験の追完
2.UMIN
「健常成人を対象とした並行群間ランダム化
ダブルブラインド試験によるLPS配合食品
8週間継続摂取の免疫機能に与える影響に
関する検討」
オーガナイザー:自然免疫応用技研株式会社
特記:開始前
アウトカム:1)末梢血食細胞貪食能、末梢血
白血球のmCSF遺伝子発現
2)唾液中IgA量
3)免疫細胞数
4)血液学検査
5)生化学検査
6)自覚症状アンケート
7)身長、体重、BMI
3.問題は、pDC細胞に匹敵する「免疫の司令塔」を
どう考えるか?です。