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ダイエット記事で「商品を紹介」するのはOK?

Q:このたび弊社の乳酸菌ダイエットサプリ「○×」がWEBの記事サイトに掲載されることになりました。
記事ページの内容は、最初にダイエットの解説があり、途中からダイエットに効果がある成分として乳酸菌が紹介され、弊社のサプリに繋げられるという段取りです。
記事ページには「PR」マークがつきます。
これは通常の記事と思っていたのですが、広告だから「ダイエット」を謳っているのはよくないという指摘が社内にありました。

どう考えればよいのか教えてください。

掲載日:2017/9/19
企業名:(非公開)

1.広告と言えるか、記事と言えるかという観点から考えます。
結論から言えば、本件は広告性が非常に強い、逆にいえば記事とは言えないと考えられます。

2.まず「PR」マークがついているということは、広告であることを明確に示していると言えるでしょう。

3.また、記事ページの内容に問題があります。
最初にダイエットの一般的な解説があるということですが、これは商品とは関係ないので問題ありません。
乳酸菌の紹介も一般情報なので問題ないでしょう。
ただし、そこから「ダイエットに効果がある乳酸菌と言えば○×」というように、直接的に御社の商品に繋げています。

厚生省による広告該当性の通知が平成10年に出ています(「薬事法における医薬品等の広告の該当性について」)。

そこで、広告該当性の条件の1つに「個客を誘引する(顧客の購入意欲を昂進させる)意図が明確であること」があげられています。

本件の商品の紹介の仕方はこれに該当すると言えます。

他の2条件(商品名があることと一般人が認知できる状態にあること)も該当するので、本件は広告性が強いと言えます。

逆にいえば、顧客の誘因性がなければ、広告該当性がなく、記事であるということができると考えられます。

例えば、ダイエットと乳酸菌の一般情報の記述があり、その次に、市場に出ている乳酸菌サプリをスコア化してランキングを示し、その中で上位の商品を紹介するということであれば、客観的なデータに基づいた商品紹介なので、顧客の誘因性がないと考えられます。

4.記事サイトにおける商品紹介が記事なのか広告なのかを判断するのは非常に困難なケースが多いので、お困りの際には弊社にご連絡ください。