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食品の「のどあめ」と「のどスプレー」について
食品として、天然成分を配合したのどスプレーを商品化したいのですが、問題ありませんか。「のどあめ」という商品がじっさい市場で販売されているのでOKと思うのですが、いかがでしょう?
掲載日:2015/11/29
企業名:(非公開)
食品で「のど」を標榜することは問題があります。まず、医薬品に、のどの不快感等をおさえる類似商品があるので、「のどリフレッシュ」「のどスッキリ」といった効能の標榜は薬事法上リスクがあります。また、現在の消費者庁は、具体的効能を標榜したいならエビデンスをとって機能性表示制度にのればOKというスタンスなので、エビデンスがないものには厳しく対応する傾向があります。エビデンスもなく「のどリフレッシュ」「のどスッキリ」等の標榜をすると、景表法から指導を受けるリスクも考えられるでしょう。
「のどあめ」に関しては古くから慣習として使用されている商品がありますが、本件商品は「のどあめ」とは形状や用法が大きく異なるので参考にはなりません。「のど」をどうしても標榜したい場合は、「のどにスプレーしながら飲んでください」といった用法の表現にとどめた方がよいでしょう(「のどにスプレーする」だけだと医薬品的な用法なので問題があります)。これ以上の表現をしたい場合は、「のど」に関する機能性表示制度を検討された方がよいと思います。
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