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教えて薬事法

化粧品(含む薬用) 効能

化粧品で「若見え」の広告表現はどこまで許される?

化粧品の広告で「10歳若見え!」と訴求したいのですが、これは、薬事法・景表法、大丈夫ですか?

掲載日:2020/2/20
企業名:(非公開)

1. まず、薬事法から考えましょう。

「若返る」や「アンチエイジング」は肌を根本から変えているので、化粧品56の効能を超えており、薬事法違反です。
しかし、「若見え」は根本から変えた結果とまでは言えません。
むしろ、化粧品56の効能の中で認められている、「潤う」とか「柔らかくなる」といった程度の変化でも「若見え」はありうるので、薬事法違反とは言えません。


2. 次に景表法。

10歳若く見えると言える根拠が必要です。
肌年齢を測定して10歳下がった、というエビデンスでは、広告表現とエビデンスの対応性がありません。
広告表現はあくまでも見た目だからです。

そこで、広告に登場する人の写真を何人かに見せて「この人、何歳に見えますか?」といったアンケートを取り、その結果が実年齢より10歳以上下である、というエビデンスを取りましょう。
最近の景表法実務はアンケートの類について、無作為抽出とN数にこだわります。
そこで、無作為抽出と言えるため、この「何人かに見せる」はアットランダムに選んだ人であることが必要です。
また、N数は100人以上欲しいところです。
ざっくり言って、N100以上だと、誤差は10%未満なので、これまでの私どもの経験だと、消費者庁もよしとしてくれます。