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教えて薬事法

化粧品(含む薬用) 効能

頭皮美容液で「フケ・カユミに対する効果」の広告表現はどこまで許される?

頭皮にプラセンタなどの美容成分を補給する頭皮美容液を販売しようと考えています。
一般のヘアートニックなどとは成分が全く違います。

この美容液でフケ・カユミに対する効果を訴求することは可能でしょうか?

掲載日:2018/6/20
企業名:(非公開)

1.化粧品の効果訴求に対する構造は、
(1)化粧品であれば(2)決められた効果が訴求できる、
というものです。


2.(1)化粧品かどうか
化粧品かどうかは化粧品の定義で決まります。

曰はく

(薬事法2条3項)
「この法律で「化粧品」とは、人の身体を清潔にし、美化し、魅力を増し、容貌を変え、又は皮膚若しくは毛髪を健やかに保つために、身体に塗擦、散布その他これらに類似する方法で使用されることが目的とされている物で、人体に対する作用が緩和なものをいう。」

目的と使い方がポイントです。

フケ・カユミ対策を訴求する頭皮美容液は、目的として、「皮膚又は毛髪を健やかに保つ」に該当しますし、使い方として、「身体に塗擦」に該当するので、薬事法上、化粧品に該当すると言えます。


3.(2)効果
2001年の化粧品自由化までは、化粧品なら言える効果はカテゴリーごとに決められていました。
  
>>> https://www.yakujihou.com/merumaga/180613.pdf

ところが、2001年の自由化でそのカテゴリーの垣根はなくなりました。

薬事法ルール集3-C
>>> https://www.yakujihou.com/content/5-C.html

よって、ヘア―トニックのような製品でなく頭皮美容液のような製品であっても、
「フケ・カユミがとれる」(11)、
「フケ・カユミを抑える」(12)
と訴求することは薬事法上可能です。 

但し、景表法で足元をすくわれることのないように、そのエビデンスは備えておいた方がよいでしょう。