薬事法のお悩みを解決いたします。

03-6274-8781 お問い合わせ・資料請求はこちら 会員登録はこちら

教えて薬事法

健康食品

そのとき飲んで効果があるのか? 普段から飲んでいるから効果があるのか?

食後血糖値の上昇抑制と言えば、負荷食摂取後に試験品を飲んで血糖値の上昇を抑制するというストーリーですが、普段からその試験品を飲んでいることにより恒常的に体の機能が変化して食後血糖値の上昇が抑制されるというストーリーではだめなのでしょうか?

掲載日:2021/7/13
企業名:(非公開)

1.そのストーリーもありだと思います。

2.類似例として、冷温下での体温維持があります。
 
これには、急に冷温の環境に置かれてもその時に試験品を飲めば体温維持されるという単回型
(たとえばD406>>>https://www.yakujihou.com/merumaga/20210706-KJ01.pdf)と、
 
継続的に試験品を飲んでいるから冷温の環境に置かれても体温維持されるという継続型
(たとえばF344>>>https://www.yakujihou.com/merumaga/20210706-KJ02.pdf
があります。
 
 
3.食後血糖値の上昇抑制に関しても同様の組み立てが可能と考えられます。
 その場合の作用機序は下記のような感じの(2)ですね。
 
「(1)高い保水能力・油保持能力・膨潤能力をもつため 、水に溶けるとゲル化し、胃から小腸への食べ物の移動を緩やかにさせる。
その際、一緒に摂取した糖質・脂質をくるみこみ、消化せずに小腸まで移動するため、糖質の吸収速度を緩慢にし、食後の急激な血糖値の上昇を防ぐ働きがある。
 
(2)一部の腸内細菌による発酵により短鎖脂肪酸に代謝され、インスリン分泌を促進するインクレチン(消化管ホルモン)である GLP-1(グルカゴン様ペプチド-1)の分泌を促進する 。
インスリンは血糖値の恒常性維持に重要なホルモンであるため、イヌリンは糖質の吸収速度を緩慢にしながらインスリンの分泌を促進することで食後血糖値の急激な上昇を防ぐ効果があると思われる。 」