『トクホ制度・廃止を含めた見直しの為の検討会を来月実施』

【2009.10.23】
花王の「エコナ」に発がん性物質に変わる可能性のある成分が含まれていることがわかり、トクホ表示許可の失効届けが提出されたのを受けて、有識者などによる検討会が設置されることが分かりました。
福島消費者担当相がトクホ制度の廃止も含めて見直す方針を示し、11月に検討会を開き、10年度に本格的な制度の見直し作業に入るようです。
検討される内容は、消費者に役立つ仕組みになっているか、データを企業自らが準備する手続きは妥当か、効能効果の強調をうたった表示は適切か、などということです。
福島氏はゼロから見直したいと言いながらも、トクホの市場規模が非常に大きいことも考慮し、廃止ありきではなく慎重に考えたいと話しています。
＜2009.10.02の記事をご参照下さい＞