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『群馬県が医師の処方箋無しで抗不安剤などを販売したとして山鹿薬局に旧薬事法違反で業務停止命令』

【2015.09.26】

『群馬県が医師の処方箋無しで抗不安剤などを販売したとして山鹿薬局に旧薬事法違反で業務停止命令』

 

群馬県は25日、太田市の山鹿薬局が医師らの処方箋がないにもかかわらず、17人に352回にわたり、計3793錠を販売・譲渡したとして、医薬品医療機器法(旧薬事法)と麻薬及び向精神薬取締法違反で、29日から2週間の業務停止としたとのことです。県内では、薬局の業務停止は12年ぶりとのことです。

 

県などによると、山鹿薬局は県商工会女性部連合会の副会長も務める山鹿律子薬剤師が1人で経営していたとのことで、2013年1月から今年4月にかけ、睡眠導入剤、抗不安剤、精神安定剤などを太田市内の高齢者男性を中心に販売し、山鹿薬剤師の家族二人には譲渡したとのことです。今のところ、健康被害の報告はないとのことです。

 

4月に17人のうち1人の家族から山鹿薬剤師に違法性の指摘があり、同薬剤師が自ら保健所に販売・譲渡について申告したとのことです。

 

県が4月に立ち入り検査した後にも、17人のうちの1人に30錠を販売していたことが、8月上旬の立ち入り検査で分かり、業務停止に至ったとのことです。

 

山鹿薬剤師は取材に「酒屋も兼営しており、その客から頼まれて売り始め、口コミで広まった。自分は違法性は分かっていた。一回目の立ち入り検査後も客から強く頼まれ、売ってしまった。罪悪感を感じている」と語ったとのことです。

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