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薬事法コンプライアンスのノウハウ ―薬事の虎― ~第94号~

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 今号のラインナップ   
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*2月3日の消臭サプリへの排除命令を予測
 2月3日、公取より消臭サプリに関して排除命令が出されましたが、当会は以前
 から得ていた情報に基づき「薬事の虎」86号において情報提供しておいたとこ
 ろです。当会は幅広い情報網に基づき会員様には随時より詳しく情報提供してお
 ります。
 皆様方も是非ご入会下さい。
 (⇒入会希望の方はこちらhttps://www.yakujihou.com/co/memberinfo2.html)
 cf.86号のQ&AのQはこうでした。
   最近、消臭を標榜するサプリを指導する事例が出ているそうですが、
   本当なのですか?
1.薬事のソリューション
  
2.商品研究――ナイシトール(小林製薬)
 
3.Q&A 私は薬学部卒で、卒業後化粧品会社に勤務しています。医薬品に
ついては実務経験がないのですが、私でも「登録販売者」になれ
ますか?また、これからでも受験できますか?
4.編集後記
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《セミナーのお知らせ》 GO TO CHINA PROJECT
中国で健食・化粧品通販を成功させるノウハウ
法規制と実務経験者の実体験そして200万円でできるテストマーケティング
●3月2日(月) 13:30-16:30
●中国市場のポテンシャルは語りつくせない程ですが、そんな中でまだほ
 とんど掘られていない金鉱があります。それが健食・ 化粧品の通販マ
 ーケットです。しかし、そのマーケットにも日本資本の入ったテレビシ
 ョッピングチャンネルANV(Asia Network Ventures)や日本から中国
 に向けてのインターネット通販が現れるなど、日本の会社が中国で健食
 ・化粧品の通販を展開する土俵は整ってきており、今後どんどん金鉱が
 掘られていくことになるでしょう。私共、LLP薬事法有識者会議では、
 このゴールドラッシュの水先案内人となるべく、中国要人と日本からの
 実務経験者の協力を得てGO TO CHINA PROJECTを展開しております。
●今回のセミナーでは次の項目を取り上げます。
 ①保健食品(中国版トクホ)・化粧品に対する法規制の現状
 ②通販インフラの現状
 A.テレビショッピングチャンネル…ANV他
 B.インターネットマーティング…つい最近始まったB2C最大手のAlibaba他
 C.広告代理店…日系広告代理店はどこまで使えるか
 D.ロジスティクス…日系宅配はどこまで使えるか
 E.コールセンター
 ③200万円でできる健食・化粧品通販のテストマーケティング
●詳しくはhttps://www.yakujihou.com/2009.3.2.pdfをご覧下さい。
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類似品にご注意!
最近、当会のシステム全く模倣して薬事チェックを行う同業者が出現しています。
システムを真似するばかりか薬事チェックの例として挙げている例はこのメルマガ
「薬事の虎」で取り上げている例に酷似しているなど、真似しかできないことを
自ら露呈しています。
しかし、実績・情報量・知識量・戦略など実力に雲泥の差があることはホームページ
を比較して頂けば一目瞭然と思います。
>>>私どものホームページはこちら  https://www.yakujihou.com
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1.薬事のソリューション ―それは薬事の知識を駆使した商品開発―
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●ヘルスケアビジネスの激変期
 現在、健食を始めとしたヘルスケアビジネスは激変期にあります。
 その理由は規制の強化にあります。
 薬事法の規制強化については、あえて語る必要もないほどみなさま方も実感されて
 おられると思います。
 それに加えて、景表法、特商法の規制も一段と強化されています。
 広告中止だけでなく、商品回収、DM回収、営業停止、業者名公表―。こういう事例
 が日常茶飯事のように生じています。
 刑事事件もここ5年間で状況が変りました。以前は特定の地域が目立っていましたが
 最近は全国各地に広がり、関節痛や肩の痛みを標榜して刑事事件に至るようになり
 ました。
 こういう潮流の変化を受けて媒体の審査もどんどん厳しさを増しています。以前は
 メジャーな媒体のみ審査があるという状況でしたが現在では折込チラシでも審査が
 行われていますし、「悩み」というワードが出て来ただけで審査が通らないという
 ような事例もあります。
●新規が取れない!
 このような状況下で多くの業者さんは「新規が取れない!」とぼやいておられますが
 これだけ広告規制が強化されて来ると当然のことと言えます。
 年商100億クラスの業者さんでも、新規についてはCPO3万円2年で回収、
 ハウスリストに基づくDMで何とか維持しているという事例も少なくありません。
 
●ソリューションを提供するのが私どもの仕事です。
 
 多くの業者さんが行き詰っているこの閉塞状況をどう切り開いたらよいのか?その
 ソリューションを提供するのが私どもの仕事です。私どもは、90年代は現在では
 大手の総合通販F社、製薬系のK社の通販立ち上げをコンサルしたりしましたが、
 2000年以降は、単品通販の雄Y社や健食・化粧品・医薬品のコンビネーション
 のS社、最近資本をBUYOUTしたE社、最近急成長のY社などの福岡勢、さら
 にはダイエットのロングセラーS社、テレビCMですっかり化粧品が浸透した異業種
 参入のF社など、件数にして400社超のコンサルを経験しています。
 その経験に鑑み私どもはこの閉塞状況をブレークスルーできる根本的なソリューション
 は一つしかないと考えております。
●薬事の知識を駆使した商品開発
 薬事の規制が厳しくなればなるほど優位に立てるソリューションがあります。それは
 薬事の知識を駆使した商品開発です。
 その簡単な例は、サントリーのトクホ「黒ウーロン茶」です。
 トクホとして許可されているので、どんなに規制が厳しくなっても「脂肪の吸収
 を抑える」とアピールできます。
 「なんだトクホか?」と思われるかも知れません。おっしゃるとおりです。
 トクホ戦略は数億円の予算を考えておかないとPAYできません。黒ウーロン茶
 のマーケティング戦略もサントリーだからできることで、ベンチャーにはとても
 真似のできる芸当ではありません。
 しかし、薬事の世界はまだまだ広いのです。
 そこの薬事の知識を駆使できるるかどうか、戦略と知恵の差が出て来ます。
●メーカーありきの商品開発を脱する
 核心に入る前にもう一点とても重要なことを指摘させて下さい。
 今までの商品開発はすべてメーカーありきでした。
 物がいい、商品力がある―。それは確かに大切なことです。
 しかし、本当にガンが克服できる健康食品を作ってもそんな広告は打てません。
 本当にシワが消える化粧品を作ってもそんな広告は打てません。
 厳しい広告規制が現実となっている今、薬事法上表現できないメリットを有する
 商品をいくら開発しても意味がないのです。これからの商品開発はどんな広告が
 可能なのかまで見据えた商品開発でなければ意味がありません。
●どんなソリューションがあるのか?
 では、どこにソリューションがあるのか?どういう商品開発をすればよいのか?
 トクホは大手に任せておきましょう。ベンチャーでもできることは、化粧品であり
 医薬部外品であり、医療機器であり、薬事法改正により通販可能となった医薬品です。
 「なんだかむずかしそう・・・」と思われるかもしれませんが決してそんなことは
 ありません。
 一例を挙げましょう。飛ぶように売れたと言われる美容液ファンデーション
 「クリアエステヴェール」(ジモス)。この商品を可能にしたのは2001年の
 薬事法改正です。それまで化粧品は種類別にそれに見あった効能が認められていた
 のですが、この改正によって種類別の垣根が取り払われ、その結果、「ファンデー
 ションなのに美容液」というコンセプトが可能になったのです。
 この手のことであればベンチャーでも十分に達成可能なことです。
 薬事の知識を駆使すれば厳しい規制下にあっても堂々とPR戦略が立てられる
 商品開発は他にもいろいろありえます。
 私どもは400社を超えるコンサル経験有しています。私どもの薬事チェックシ
 ステムを真似るだけの業者とは経験及び経験から得た情報量が全く違います。
 このメルマガでは私どもの経験に支えられた薬事の知識を駆使して、「今ヒット
 している商品の薬事のミソ」「これからヒットするであろう商品の薬事のミソ」を
 説明したいと思います。
 
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LLP薬事法有識者会議のコンサル
私どもは会員企業に対して薬事のソリューションを提供しております。
これまでに400社超のコンサル経験がありますが、数々の成功事例を生み出して
います。
月会費52,500円が会員企業の会費です。
入会をご希望の方、ご質問のある方は、info@yakujihou.comへメールでお問合せ
下さい。
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2.商品研究――ナイシトール(小林製薬)
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○脂肪を取るというコンセプトを明確に立て、その方向での商品名と広告手法で大
 ヒットした「ナイシトール」
○医薬品通販に対する現在の法規制はカオス状態であり、その結果、「ナイシトール」
 はケンコーコムを始めとしてネット通販dもかなりに売上げを上げています。
○しかし、ベースとなっている漢方処方「防風通聖散」は改正薬事法では2類医薬
 品ということになっています。
○よって、6月1日以降は通販不可となります。
○ただ、普通の2類医薬品なので薬剤師でなく登録販売者がいれば扱えるというこ
 とになります。
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部外品や医療機器戦略のご相談 どうぞ当会へお持ち込み下さい。
お問合せは、https://www.yakujihou.com/cgi-bin/mail/へ
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3.Q&A 
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●ご質問
 私は薬学部卒で、卒業後化粧品会社に勤務しています。医薬品については実務経
 験がないのですが、私でも「登録販売者」になれますか?また、これからでも受
 験できますか?
●回答
 1.「登録販売者」の資格を取得すると、2類・3類の医薬品を扱えます。企業
   側から言うと、「登録販売者」を雇用していれば薬剤師を雇用していなくて
   も2類・3類の医薬品を販売することは可能です(3類は通販も可能です)。
 2.「登録販売者」の受験資格として原則1年の実務経験が要求されていますが
   例外的に薬学部卒であれば実務経験は免除されます。
   よって、あなたには受験資格があることになります。
 3.但し、今年度の各自治体での試験・申込はすべて終了しています。
   したがって、4月以降でないと申込も受験もできません。
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薬事を学びたい方へ
LLP薬事法有識者会議では、健食の薬事を学びたい方のために薬事法管理者、
化粧品の薬事を学びたい方のためにコスメ管理者という民間資格を設け、その受験
講座を用意しています。
イーラーニングですので、いつでもどこでもご自分のスケジュールに合わせて学習
できます。
また、資格取得者には(株)セプテーニにおける優先雇用などの特典も用意されて
います。
健食の薬事を学びたい方 ⇒ 薬事法管理者へ(受講料総額89,800円)
化粧品の薬事を学びたい方 ⇒ コスメ管理者へ(受講料総額50,000円)
※詳しくはhttp://www.yakujihou.net
http://www.yakujihou.co.jp
をご覧下さい。
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4.編集後記 
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以上、如何でしたでしょうか?
□薬事のソリューションは毎月第3週にお届けします。
□添付のセミナー案内もご覧下さい。
このメールマガジンは
1.当メールマガジンに登録された方
2.株式会社日米総研の会員・旧会員
3.株式会社日米総研のセミナー案内に登録されていた方
4.当会の会員
                      の方々にお送りしております。
また、当会がお客様に有益な情報と判断したお知らせ・ご案内を配信すること
があります。
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□当メールマガジンの内容に関するお問い合せはこちらまでお願い致します。
info@yakujihou.com

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