クリニックのオンライン診療&通販

日本で唯一人、クリニックのリーガルマーケティングを
コンサルしている林田です。

3月に出た遠隔診療ガイドラインでは、オンライン診療で
薬剤を処方することがNGとされていることは
ご存知のとおりです。

では、サプリだとどうでしょうか?

今日はこのテーマを考えてみたいと思います。

1. まず、オンライン診療でサプリを処方する、
これは遠隔診療の規制違反だと思います。

診療のソリューションとしてサプリを処方
しているのでこのサプリの重要度は
薬剤と変わらず、よって薬剤と同じ扱いに
なると思います。

2. 3月のガイドラインは、遠隔診療を3パターンに
分けていました。

その第1は、オンライン診療。

第2は、オンライン受診勧奨です。

これは薬剤の処方など最終ソリューションを
自ら行うわけではないが、
 
 「ここに行ったらよい」など最終ソリューションを
  行ってくれるところの紹介はオンライン相談に
基づいて行ってよい、ということになっています。

ということは、「ここでサプリを買ったらよい」と
オンライン相談に基づいて勧めるのもOKだと思います。

なお、ここにいう、「オンライン相談」は、
個人的なデータなどもらって行ってよいことに
なっているので「オンライン診療」とほぼ変わりません

(「オンライン相談」だと「あなたは神経性胃炎だ」など
断定的な所見は述べられず、「神経性胃炎の疑い」
というように「疑い」でまとめなければならないことに
なっているのが相違点といったところです)。

3. ただ。オンライン受診勧奨の「オンライン相談」は
「video chat」に基づいて行わなければなりません。

つまり、リアルタイムでなけれならず、また、
顔が見えなければなりません。

それゆえ、ボイスチャットはNG、
ただのチャットはNG、
メールもNGです。

4. 以上を、事例でまとめてみましょう。

クリニックは東京TMクリニックにします。

  イ. 胃痛を訴えるAさんが東京TMクリニックに
オンライン相談を申し込んできました。

 ロ. クリニックのY医師は、Aさんとvideo chatで話し、
Aさんは「神経性胃炎の疑い」と診断しました。

そして、対処法としては、医薬品を飲むよりも、
CoQ10のサプリを飲んだ方がよいと判断しました。

ハ. そこで、Y医師は、品質的に優れていると思われる
B社のCoQ10サプリを飲むことを勧めました。

5. 以上が遠隔診療ガイドラインに違反しないやり方
ということになります。

いかがでしたか?

ご不明点あれば、info@yakujihou.com(志村)まで
お問い合わせください。

またメールしますね。