いつまでに対応必要?新規制のFAQ.

日本で唯一人、クリニックのリーガルマーケティングを
コンサルしている林田です。

6月1日から施行された医療広告の新規制。
今日はみなさまによく聞かれるご質問にお答えします。

Q1.6月1日から新規制が施行されたということですが、
まだ対応できていません。

実際問題いつまでに対応したらよいのですか?

A.医療機関ネットパトロール相談室が昨年
立ち上げられましたが
  >> http://iryoukoukoku-patroll.com/

パトロールは予算を立てて外注業者にまず違法サイトを
ピックアップさせることになっています。
こういうケースで予算が実際に執行されるのは8月頃です。

その頃からパトロールが本格化すると考えた方が
  よいでしょう。

Q2.アフリエイトサイトから求応サイトへリンクするのも
不可ということですが、
そのサイトがアフリエイトサイトかどうかを行政は
  どう判断するのですか?

A.行政は外観から判断するしかありません。そうすると、

  (1)運営者情報に
     「このサイトはXX院のアフィリエイトサイトです」
     などと書いている場合、

  (2)サイト上に「XX院PR」と書かれている場合、

  (3)そのサイトからクリニックへのリンクをクリック
     するとURLがASPを経由して遷移する場合、

     などがアフリエイト認定の要件になります。

     逆に、実際はアフリエイトであってもこれらの要素が
     ないものをアフィリエイトとして責任追及するのは
     困難かもしれません。

Q3.たとえば、AGAの無料相談というサイトを立ち上げ、
   そのサイトへの誘導はリスティング広告で行います。

   そのサイトでは治療内容などは語らず、
   ビフォーアフターなども出さず、
   医師の紹介と治療に要する値段だけ紹介して、
 
   「詳しくは資料請求」と、 資料請求を出口にして、
   請求が来たらメルマガを送り、 そこで詳しいやり方や
   ビフォーアフターをステップメールで示して、
   来院予約を取ろうと考えています。
  
   このやり方は可能でしょうか?

A.まず、この無料相談サイトは医療法上は広告であり、
  広告規制を受けます。

  したがって、未承認薬を用いてAGA治療を行う
  ということは言えませんし、ビフォーアフターもNGです。

  「無料相談」は広告可能事項なので、
  この切り口は可能ですが、

  無料相談サイト自体では、簡単な医師の紹介や費用
  ぐらいしか言えません。

  しかし、ここから資料請求のステップを踏んで
  送られるメルマガは求応サイトと同じ扱いになります。

  なぜなら、ガイドラインに、
  「ウエブサイトの他、メルマガも該当しうる」
  と書かれているからです。

  よって、

  (1)治療内容を書く、
  (2)連絡先を書く、
  (3)費用を書く、
  (4)リスク・副作用を書く、

  という4要件を充たしていれば、
  求応サイトと同様に、広告規制が原則解除され、
  未承認薬を用いたAGA治療も紹介できますし、
  ビフォーアフターもOKです。

  なお、求応サイトには、
  リスティング連動・バナー連動不可という
  プロモーション要件が課されることになりましたが、
  本件は、無料相談サイトと連動しているという例なので、
  ここでアウトになることはありません。

Q4.アイパスを与えられた人しか見れないサイトを作ったら、
   そのサイトは「非広告」として、
   広告規制の対象外ということにならないのですか?

A.従来の規制では、医療法上の広告の定義として、
 

(1)顧客誘引性、
(2)医療機関の特定性、
(3)一般人認知―だれでも認知できることー、

 の3点が要求されていましたが、新規制では、
(3)が削除されました。

  よって、アイパスがかけられ誰でも見れないサイト
  であったとして、「非広告」にはなりません。

  どうでしたか?

  新規制に関してご質問ある方は

  info@yakujihou.com まで
  
  お問い合わせください。