2022年06月10日
『警視庁、未承認の自家製にきび薬販売で85歳男を逮捕』
2022年06月10日
『警視庁、未承認の自家製にきび薬販売で85歳男を逮捕』
【2022.06.10】
『警視庁、未承認の自家製にきび薬販売で85歳男を逮捕』
警視庁生活安全課は6月9日、自分で作った未承認のにきび治療薬を販売したとして、化粧品製造販売会社社長の男(千葉県)を薬機法違反の容疑で逮捕した。逮捕容疑は2021年8月から2022年2月までの間、厚労大臣の承認を受けないにきび治療薬計16個を東京都在住の女性ら9人に販売した疑い。容疑者は「医薬品までとは思わなかった」と容疑を否定しているという。同課によると、同容疑者が自宅マンションで調合したにきび治療薬には、一般的な承認薬より40~50倍もの角質軟化成分が含まれており、中には異物の混入や皮膚がかぶれるなど健康被害の報告もあったとされる。同容疑者は、2019年5月から2022年2月にかけて、8種類のにきび治療薬約1万8700個をインターネット経由で販売し、約5900万円の売上を上げていたとされるが、これまで東京都や千葉県から16回にもおよぶ販売停止や自主回収などの行政処分を受けていた。
2022年04月05日
『4月よりリフィル処方箋制度はじまる』
2022年04月05日
『4月よりリフィル処方箋制度はじまる』
【2022.04.5】
『4月よりリフィル処方箋制度はじまる』
昨年末に発表となった新しい診療報酬体制の一環として、令和4年度より「リフィル処方箋制度」が発足した。リフィル処方箋とは、従来の処方箋では医師が処方する日数分の薬しか購入できなかったものを、同じ処方箋を使って同じ薬を一定期間内、診療を受けることなく計3回まで反復購入できるもの。すでに欧米諸国では一般的な制度だが、医療機関や患者の負担軽減及び医療費の抑制などを目指し、我が国では今回初めて導入された。これにより、高齢者など慢性疾患等で長期通院を余儀なくされる患者の負担が大きく軽減されるメリットがあるものの、診療回数の減少により病状の悪化が見過ごされるリスクや、主に外来診療に依存する医療機関の経営悪化に対する懸念、さらに投薬管理を行う調剤薬局や薬剤師側の業務及び管理責任の領域が拡大することなど、今後も慎重に経過を見守るべき課題もあるとされる。
2022年01月18日
『虚偽の診断書を作成し生理食塩水を注射した無資格の男を再逮捕』
2022年01月18日
『虚偽の診断書を作成し生理食塩水を注射した無資格の男を再逮捕』
【2022.01.18.】
『虚偽の診断書を作成し生理食塩水を注射した無資格の男を再逮捕』
警視庁生活環境課が、無資格で虚偽の診断書を作成し治療費として現金をだまし取った男を詐欺容疑で再逮捕しました。
男は中国の医師免許を持っていると嘘をついて患者に唾液検査を受けさせ、「ガンのリスクがあるので幹細胞治療を行った方がよい」などと虚偽の診断をし、生理食塩水を注射したということです。2019年5月以降、十数人から計約4,000万円をだまし取ったとみられています。
勤務先の雑貨販売会社社長の女と2人で小学生ら4人に無資格で注射をしたなどとして、昨年11月~12月に医師法違反容疑で社長と共に逮捕、起訴されていました。
2022年01月06日
『ALS嘱託殺人の医師が免許取消』
2022年01月06日
『ALS嘱託殺人の医師が免許取消』
【2022.01.05.】
『ALS嘱託殺人の医師が免許取消』
ALS患者の嘱託殺人罪で起訴されていた医師が、医師国家試験の受験資格を満たしていなかったとして、厚労省が取得日まで遡り医師免許を取消しました。
元医師は、韓国の医科大を卒業、医師免許取得と申請していましたが、実際には免許取得には滞在期間が足りないうえ、免許も持っていなかったということです。
2022年01月06日
『調整報酬不正請求で保険薬局指定取り消し処分』
2022年01月06日
『調整報酬不正請求で保険薬局指定取り消し処分』
【2022.01.05.】
『調整報酬不正請求で保険薬局指定取り消し処分』
厚労省は、福島市の共創未来松川薬局で約480万円の不正請求があったとして、健康保険法に基づき保険薬局の指定を取り消し相当処分としました。
松川薬局は、系列の別の薬局で行った調剤を自分のところで処方したように見せかけ、本来より高額な調整報酬を不正に請求していたということです。
2021年12月06日
『厚労省検討会で初診からのオンライン診療の規定を盛り込んだ指針改定案を概ね了承』
2021年12月06日
『厚労省検討会で初診からのオンライン診療の規定を盛り込んだ指針改定案を概ね了承』
【2021.12.06.】
『厚労省検討会で初診からのオンライン診療の規定を盛り込んだ指針改定案を概ね了承』
11月29日に厚労省の「第19回オンライン診療の適切な実施に関する指針の見直しに関する検討会」が開かれ、初診からのオンライン診療が可能とする規定を盛り込んだ指針の改定案を、概ね了承したということです。改定案では、オンライン診療は原則として「かかりつけ医」が行うとしつつ、既往歴・副薬歴・診療情報提供書などの医学的情報と患者の症状から、医師が可能であると判断した場合、初診でも実施可能としました。
初診でのオンライン診療で、医学的情報が十分でない場合は「診療前相談」が必要となり、医師と患者がリアルタイムのやり取りを行い、十分な情報が把握でき双方でオンライン診療が可能かつ合意した場合にオンライン診療を実施できるとしています。診療前相談は、診断、処方、診療行為は含まないとしています。
なお、指針での「かかりつけ医」の定義は日頃より直接対面診療を重ねている等、既に患者と直接的な関係が存在する医師とのことです。
改訂後の指針は、コロナ特例措置が終了してからの施行ということです。
2021年12月06日
『医師法違反逮捕の富士市歯科医院の院長・歯科助手が詐欺容疑で再逮捕』
2021年12月06日
『医師法違反逮捕の富士市歯科医院の院長・歯科助手が詐欺容疑で再逮捕』
【2021.12.03.】
『医師法違反逮捕の富士市歯科医院が詐欺容疑で再逮捕』
無資格の歯科助手が医療行為をしたことで11月10日に医師法違反で逮捕されていた静岡県富士市の歯科院長と歯科助手が、複数回にわたり患者に治療費を水増し請求していたとして、詐欺容疑で再逮捕されました。
経営不振により暴力団に借金をしており、返済のため水増し請求をしていたと見られているとのことです。
2021年11月19日
『処方箋偽造で向精神薬エチゾラム入手の医師(熊本)を麻取法違反で書類送検』
2021年11月19日
『処方箋偽造で向精神薬エチゾラム入手の医師(熊本)を麻取法違反で書類送検』
【2021.11.19.】
『処方箋偽造で向精神薬エチゾラム入手の医師(熊本)を麻取法違反で書類送検』
九州厚生局麻薬取締部は、処方箋を偽造して精神安定剤を入手したとして、熊本のくまもと県北病院
泌尿器科の医師を麻薬取締法違反で、熊本地検に書類送検しました。
医師は、同僚の医師の診察を受けたと装い、処方箋を偽造。向精神薬エチゾラム30日分60錠を不正
入手したとされています。
医師が自己診療した場合は保険適用外となるため、薬を安く入手したかったと話しているということ
です。
2021年11月17日
『無資格で美容整形のベトナム人2人、医師法違反で逮捕』
2021年11月17日
『無資格で美容整形のベトナム人2人、医師法違反で逮捕』
【2021.11.16.】
『無資格で美容整形のベトナム人2人、医師法違反で逮捕』
兵庫県警と三田署が、医師免許を持っていないのに美容整形手術を行ったとして、都内在住の
ベトナム人2人を医師法違反で逮捕しました。
2人はフェイスブックの掲示板を通じて客を募り、一定数になると地方に出張してホテルなど
で施術していたとのことで、クリニックでは数十万で行われる二重まぶたの手術などを数万円
で行っていたとされています。
施術を受けた兵庫県三田市在住のベトナム人女性が、まぶたが腫れたため三田署に届け出た
ということです。
2021年11月15日
『無資格でPCR検査の容疑者が薬の処方で再逮捕』
2021年11月15日
『無資格でPCR検査の容疑者が薬の処方で再逮捕』
【2021.11.15.】
『無資格でPCR検査の容疑者が薬の処方で再逮捕』
先月21日に、医師免許が無いのにPCR検査を行ったとして逮捕された明石市のクリニック
オーナーが、昨年9月と今年2月に大阪在住の知人2人に薬の処方箋を作成し、郵送で交付
したとして、医師法違反で兵庫県警に再逮捕されました。
2021年11月12日
『歯科医院で無免許の歯科助手が医療行為で逮捕』
2021年11月12日
『歯科医院で無免許の歯科助手が医療行為で逮捕』
【2021.11.12.】
『歯科医院で無免許の歯科助手が医療行為で逮捕』
静岡県警と富士宮署は、歯科医師免許の無い歯科助手に医療行為をさせた疑いで、静岡県富士市の
歯科医院の歯科医師と歯科助手を歯科医師法違反で逮捕しました。
暴力団が関わる別の事件の捜査中に違反行為が分かったとのことで、暴力団の借金により経営難で
人手不足だったと見られています。
歯科助手は、歯科医師の指示で歯型取りや仮の詰め物の除去といった医療行為を行ったとのことです。
2021年11月08日
『薬局販売型コロナ抗原検査キットのセルフチェックは偽陰性に注意』
2021年11月08日
『薬局販売型コロナ抗原検査キットのセルフチェックは偽陰性に注意』
【2021.11.05.】
『薬局販売型コロナ抗原検査キットのセルフチェックは偽陰性に注意』
新型コロナウイルス感染チェック用抗原検査キットの薬局での販売を、厚労省が9月末に
解禁しました。PCR検査と比べて感染判定精度が劣るため、症状が軽く感染が不安な時の
簡易的な使用に留めることが求められています。
採取したウイルス量が一定量でないと、感染していても陰性結果となる偽陰性の可能性が
あるということです。
国が販売を承認した検査キットは15種類あり、「体外診断用医薬品」と記載があるという
ことです。薬剤師の説明を受けたり、注意事項を明記した文書への署名をして購入できる
とのことです。
「研究用」と書かれた未承認の検査キット購入者から、検査キットで陰性だったのに医療
機関では陽性結果だったなどの苦情が消費者庁や国民生活センターに多数寄せられており、
厚労省・消費者庁が注意を呼び掛けています。
ワクチン接種証明書の提示で行動制限の緩和になる「ワクチン・検査パッケージ」の導入
を政府が目指しており、抗原検査キットの検査結果を非接種者の陰性証明活用も検討して
いるとのことです。
2021年10月25日
『無免許でPCR検査のクリニックオーナー医師法違反で逮捕』
2021年10月25日
『無免許でPCR検査のクリニックオーナー医師法違反で逮捕』
【2021.10.25.】
『無免許でPCR検査のクリニックオーナー医師法違反で逮捕』
患者3人に対しコロナPCR検査を行った兵庫県明石市のクリニック経営者が、実際には医師免許を持っていなかったため医師法違反で兵庫県警に逮捕されました。
柔道整復師と鍼灸師の免許を所有しており、クリニックではリハビリ指導をしていたということです。
2021年10月18日
『無資格で「胃ろう」行い特養元施設長・介護職員が書類送検』
2021年10月18日
『無資格で「胃ろう」行い特養元施設長・介護職員が書類送検』
【2021.10.18.】
『無資格で「胃ろう」行い特養元施設長・介護職員が書類送検』
入所者に医療行為である「胃ろう」を無資格で行ったとして、神戸市の特別養護老人ホーム「きしろ荘」の元施設長と元介護職員を、兵庫県警と灘署が医師法違反と保健師助産師看護師法違反の疑いで書類送検しました。
資格保持者の看護師が退職したことなどから、無資格にもかかわらず入所者8人に対し胃ろうやたん吸引を行っていたとされています。
また、入所者の入浴回数不足やケアプランを作成していないなど介護基準を満たしていないとして、市が1年間の業務停止処分、元施設長らを刑事告発していたとのことです。
2021年10月14日
消費者庁・厚労省が抗原検査キットに関する注意喚起を発表
2021年10月14日
消費者庁・厚労省が抗原検査キットに関する注意喚起を発表
【2021.10.14.】
消費者庁・厚労省が抗原検査キットに関する注意喚起を発表
「研究用」として市販されている抗原検査キットは国が承認したものではなく、コロナ感染有無を調べる用途で使用しないようにと消費者庁・厚労省が注意喚起を行いました。
医療用検査キットは「体外診断用医薬品」と記載されているものを使用することと、医療機関の受診を呼びかけました。
消費者庁の資料は以下のとおり。
2021年10月05日
『前勤務先患者の個人情報を不正持ち出した眼科開業医が逮捕』
2021年10月05日
『前勤務先患者の個人情報を不正持ち出した眼科開業医が逮捕』
【2021.10.05.】
『前勤務先患者の個人情報を不正持ち出した眼科開業医が逮捕』
神奈川県警は、町田市の眼科開業医と元従業員が、以前の勤務先だった眼科医院から約6,400件の患者情報を不正に持ち出していたとして、不正競争防止法違反で2人を逮捕しました。
2人は2018年11月に、勤務していた横浜市内の眼科医院の患者の氏名や住所をUSBメモリーに不正コピーしたと見られています。
2021年09月29日
『厚労省が医師と歯科医師計14名を処分』
2021年09月29日
『厚労省が医師と歯科医師計14名を処分』
【2021.09.29.】
『厚労省が医師と歯科医師計14名を処分』
厚労省は医道審議会の答申を受け、刑事事件を起こして有罪判決となった医師と歯科医師ら計5人を1年9カ月~1カ月間の業務停止、計2人を戒告、他に医師と歯科医計7人を厳重注意とする処分を決めました。
処分の効力は10月8日からとのことです。
具体的な処分内容は以下のとおり
◆医師
医業停止1年:1人
医業停止8月:1人
医業停止4月:1人
医業停止1月:1人
戒告:1人
厳重注意(行政指導):5人
◆歯科医師
歯科医業停止1年9月:1人
戒告:1人
厳重注意(行政指導):2人
2021年09月27日
『新潟県三条市の歯科医に保険医登録の取消』
2021年09月27日
『新潟県三条市の歯科医に保険医登録の取消』
【2021.09.24.】
『新潟県三条市の歯科医に保険医登録の取消』
関東信越厚生局は、新潟県三条市の抹茶歯科(令和2年4月30日廃止)に対し、診療報酬の不正請求があったとして、保険医登録の取消を行いました。
訪問診療を受けた患者の家族から、医療費通知の自己負担額と実際の支払額が違うと情報提供があり、厚生局が個別指導を実施したところ、訪問診療を受けていない日の診療報酬請求など不正請求があったり、複数の施設入居者に対する訪問診療の訪問先が「居宅」と記載されていた、ということです。
また、帳簿の提出や監査の出頭を拒否したことなどから、元医院に「元保険医療機関の指定の取消相当」、歯科の開設者である医師に「保険医の登録の取消」の処分を決定したとのことです。
2021年09月24日
『厚労省が初回からのオンライン服薬指導を恒久化へ』
2021年09月24日
『厚労省が初回からのオンライン服薬指導を恒久化へ』
【2021.09.24.】
『厚労省が初回からのオンライン服薬指導を恒久化へ』
処方薬を受け取る際、初回は対面で服薬指導を行うルールとなっていますが、
コロナ禍の現在は特例的に初回からのオンライン利用が認められています。
厚労省では来年度から恒久化の運用を目指しているということです。
2021年09月14日
『コンタクトレンズによる事故増加で消費者庁が眼科受診の注意喚起』
2021年09月14日
『コンタクトレンズによる事故増加で消費者庁が眼科受診の注意喚起』
【2021.09.14.】
『コンタクトレンズによる事故増加で消費者庁が眼科受診の注意喚起』
コンタクトレンズによる眼の事故が増えているとして、消費者庁が注意を呼びかけました。
平成28年1月から令和3年7月までに、コンタクトレンズに関する事故242件、そのうちカラーコンタクトレンズによる事故は75件、また治療に1か月以上要した事例も6件報告されているとしています。
コンタクトレンズは医療機器であり、購入時や異常があった際は眼科医を受診し、健診やケアを心がけるなど適切な使用を呼びかけました。