2024年12月18日
『ネイルスクール運営会社「今だけ50%OFF」などと表示し措置命令』
2024年12月18日
『ネイルスクール運営会社「今だけ50%OFF」などと表示し措置命令』
【2024.12.18】
『ネイルスクール運営会社「今だけ50%OFF」などと表示し措置命令』
♦消費者庁は12月17日、景品表示法(有利誤認)に基づき、ネイルスクールを運営する株式会社デザインワードに対し、再発防止などを求める措置命令を出したことを公表した。
♦株式会社デザインワードが運営する「アフロートネイルスクール」他19のネイルスクールホームページにおいて「今だけ授業料50%割引!!」「通常授業料701,800円(税込)」などと表示していた。
♦表示された「通常授業料」は実績のないものであった。
*リソース:消費者庁(12/17配信)
2024年12月13日
『自転車用ヘルメット販売会社3社「安全基準認証済み」などと表示し措置命令』
2024年12月13日
『自転車用ヘルメット販売会社3社「安全基準認証済み」などと表示し措置命令』
【2024.12.13】
『自転車用ヘルメット販売会社3社「安全基準認証済み」などと表示し措置命令』
♦消費者庁は12月10日と11日、景品表示法(優良誤認)に基づき、自転車用ヘルメット販売を行う事業所3社「蔵前製薬株式会社」「インフィニティ株式会社」「株式会社クロマチック・フーガ」に対し、再発防止を求める措置命令を出した。
♦3社はウェブサイト「楽天市場」において「CE安全基準認証済み」「自転車・超軽量」などと謳い、安全規格に適合するものであるかのように表示していた。
♦実際には自転車用ヘルメットに係る安全基準または安全規格に適合するものではなかった。
*リソース:消費者庁HP(12/12配信)
2024年12月04日
『北海道電力│景表法違反で3,398万円の課徴金納付命令』
2024年12月04日
『北海道電力│景表法違反で3,398万円の課徴金納付命令』
【2024.12.4】
『北海道電力│景表法違反で3,398万円の課徴金納付命令』
♦消費者庁は12月3日、北海道電力株式会社に対し、景品表示法(有利誤認)に基づき3,398万円の課徴金納付命令を出した。
♦北海道電力株式会社は、検針票と共に配布したリーフレットや新聞折込広告などにおいて「電気もガスもまとめてほくでんがおトク!」などと表示。電気とガスをまとめて契約すると、年間費用が6,000円~20,000円相当下がるかのように記載していた。
♦実際には北海道電力のポイントサービス利用し、毎月のログインや、ほぼ毎週配信されるコラムを閲覧するなどの条件があった。
♦違反表示が確認されたのは2020年12月から2021年12月。
*リソース:消費者庁HP(12/3配信)
2024年11月14日
『ステマ違反で大正製薬に措置命令│PR表示せずSNS投稿を掲載』
2024年11月14日
『ステマ違反で大正製薬に措置命令│PR表示せずSNS投稿を掲載』
【2024.11.14】
『ステマ違反で大正製薬に措置命令│PR表示せずSNS投稿を掲載』
♦消費者庁は11月13日、大正製薬株式会社に対し、景表法(ステルスマーケティング告示)に基づき措置命令を出したことを公表した。
♦大正製薬株式会社は、サプリメント「NMN taisho」を販売する自社WEBサイトにおいて、インフルエンサー3人に依頼したSNS投稿を一部掲載。依頼したことを明示していないことから、消費者に対し第三者の感想であるとの誤認を与えたとされている。
♦違反表示があったのは、2024年4月3日、4月19日から5月22日までの期間。
♦SNSの投稿にはPR表示がされている。
*リソース:消費者庁(11/13掲載)
2024年10月12日
『育毛剤のアフィリエイトサイトに措置命令│東京都』
2024年10月12日
『育毛剤のアフィリエイトサイトに措置命令│東京都』
【2024.10.12】
『育毛剤のアフィリエイトサイトに措置命令│東京都』
♦東京都は10月10日、株式会社ヴィワンアークス(通信販売事業)に対し景品表示法に基づく措置命令を行った。
♦ヴィワンアークス社はアフィリエイトサイトで強烈な育毛効果のビフォーアフターを見せていたが、合理的根拠はなかった。
♦「うちは関与していない」と主張したようだが、認められなかった
♦アフィリエイトサイトでの措置命令は10件目。
*リソース:東京くらしWEB(10/10配信)
2024年09月28日
『適格消費者団体とクレイブアークスの控訴審における和解成立│定期販売表示』
2024年09月28日
『適格消費者団体とクレイブアークスの控訴審における和解成立│定期販売表示』
【2024.9.28】
『適格消費者団体とクレイブアークスの控訴審における和解成立│定期販売表示』
♦9月19日消費者庁は、適格消費者団体 京都消費者契約ネットワークと化粧品通販会社CRAVE ARKS(クレイブアークス)の控訴審において和解が成立したことを公表した。
♦事案の概要―
京都消費者契約ネットワークは2021年12月、クレイブアークスが販売する化粧品の定期販売広告に対し、景品表示法の有利誤認に該当するとして差し止め請求を行った。
♦2024年6月4日に成立した和解条項の概要―
ランディングページに、1カ月の販売価格と定期コースの詳細(2回目以降の価格や解約方法など)を、消費者が確認しやすい位置、文字サイズ、色文字などで表示する。
*リソース:gooニュース(日本ネット経済新聞)9/27配信
2024年09月15日
『クリニックのホームページに優良誤認表示│消費者機構日本が差し止め請求』
2024年09月15日
『クリニックのホームページに優良誤認表示│消費者機構日本が差し止め請求』
【2024.9.15】
『クリニックのホームページに優良誤認表示│消費者機構日本が差し止め請求』
♦適格消費者団体「消費者機構日本」は9月10日、「サカイクリニック62」に差し止め請求を行った。
♦サカイクリニック62の広告表示について情報提供があり、調査したところホームページに「アンチエイジング」「睡眠の質改善」など、優良誤認表示と疑われる内容を確認。
♦4月4日クリニックに質問書を送付したが改訂が行われず、5月8日改訂時期の確認連絡をするも来年との回答。
♦速やかに改訂・削除を求める申入れを7月8日に行ったが、クリニックからの回答に変更がなかったため8月28日に差し止め請求を送付。
♦差し止め請求の到着確認から1週間経過後も是正措置がなったため、9月10日東京地方裁判所に提訴した。
*リソース:Yahoo!ニュース(弁護士JPニュース)9/10配信
2024年08月23日
『改正景品表示法が10月1日から開始│確約手続き・罰則規定の拡充など』
2024年08月23日
『改正景品表示法が10月1日から開始│確約手続き・罰則規定の拡充など』
【2024.8.23】
『改正景品表示法が10月1日から開始│確約手続き・罰則規定の拡充など』
♦改正景品表示法が10月1日より施行。
♦事業主の取り組みや違反行為に対する抑止力を以て、更なる一般消費者の利益保護を目的とする。
♦主な概要は次の7つ
①「確約手続き」違反行為の疑いがある場合、是正措置計画を申請、内閣総理大臣の承認を得ることで罰則の回避が可能
②当該消費者へ返金をする場合(返金措置)、電子マネーの使用が可能
③課徴金を計算する際に必要な売上額が未確定な場合、推計する規定が整備
④優良誤認表示・有利誤認表示への罰則規定として、100万円以下の制度が新設
⑤10年以内に課徴金納付命令を受けた場合、課徴金額が1.5倍に割り増し
⑥外国事業者に違反行為があった場合、外国執行当局へ情報を提供することが可能
⑦適格消費者団体が事業者に対し情報開示要請可能、また事業者は要請に応じる努力義務を負う
*リソース:消費者庁HP
2024年08月12日
『ライザップに措置命令│「24時間使い放題」実際は時間制限あり』
2024年08月12日
『ライザップに措置命令│「24時間使い放題」実際は時間制限あり』
【2024.8.11】
『ライザップに措置命令│「24時間使い放題」実際は時間制限あり』
♦消費者庁は8日、RIZAP株式会社に対し景品表示法(優良誤認)に基づき措置命令を出した。
♦RIZAP株式会社は2024年2月~6月の期間、同社が運営する「chocoZAP」のWEBサイトにおいて、「全サービスも24時間使い放題!」「好きな時にご利用可能です!」などと表示していたが、実際には時間制限が設けられていた。
♦また2024年1月~3月の期間、インフルエンサー15人に広告(投稿)を依頼した内容をWEBサイトに掲載したが「広告」などの表示がなかったため、ステルスマーケティングが認められた。
*リソース:Yahoo!ニュース(毎日新聞)8/9配信
2024年08月10日
『都市ガスのおトク価格に不当表示│消費者庁がジェイコムウエストに措置命令』
2024年08月10日
『都市ガスのおトク価格に不当表示│消費者庁がジェイコムウエストに措置命令』
【2024.8.9】
『都市ガスのおトク価格に不当表示│消費者庁がジェイコムウエストに措置命令』
♦消費者庁は6日、株式会社ジェイコムウエストに対し景表法違反(有利誤認)に基づく措置命令を出した。
♦ジェイコムウエストはケーブルテレビや電気通信事業を主とし、都市ガスの取次サービスなどを展開している。
♦お得な料金プランとして「大阪ガスの一般料金と比べておトク」などと表示していたが、実際には標準価格よりも高額だった。
♦違反表示は自社WEBサイトにて、2022年11月~2023年1月まで掲載。
*リソース:読売新聞オンライン(8/7配信)
2024年08月03日
『「修繕歴なし」は誤認表示│消費者庁が旧ビックモーターに措置命令』
2024年08月03日
『「修繕歴なし」は誤認表示│消費者庁が旧ビックモーターに措置命令』
【2024.8.3】
『「修繕歴なし」は誤認表示│消費者庁が旧ビックモーターに措置命令』
♦消費者庁は24日、株式会社WECARS(旧ビックモーター)に対し、景品表示法(優良誤認)に基づき措置命令を出した。
♦WECARSは、自社WEBサイト・中古車販売サイトにおいて、「修理・修復なし」と表示していたが、実際には損傷歴のある中古自動車であった。
♦対象商品は30台、表示違反期間は2022年9月~2023年11月。
♦少なくても4台が販売された。
*リソース:読売新聞オンライン(7/24配信)
2024年08月03日
『令和5年のネット広告156件に誇大・不当表示│東京都が改善指導』
2024年08月03日
『令和5年のネット広告156件に誇大・不当表示│東京都が改善指導』
【2024.8.3】
『令和5年のネット広告156件に誇大・不当表示│東京都が改善指導』
♦東京都は昨年1年間に監視した広告16,000件の内、誇大・不当表示があった156件(153事業者)に対し、景品表示法に基づく指導を行ったことを公表した。
♦指導の対象は、健康食品64件・化粧品39件・雑貨30件・サービス23件。
♦実際の規格よりも優良だと誤認させる「優良誤認」が150件、実際の価格よりも有利だと誤認させる「有利誤認」が26件。
♦○○するだけ・薬のような効果・期間限定・NO.1などの表示に注意をするよう呼び掛けた。
*リソース:gooニュース(朝日新聞)7/23配信
2024年08月03日
『富士通パソコン製造販売会社│課徴金4,223万円の納付命令』
2024年08月03日
『富士通パソコン製造販売会社│課徴金4,223万円の納付命令』
【2024.8.3】
『富士通パソコン製造販売会社│課徴金4,223万円の納付命令』
♦消費者庁は2日、富士通のパソコン製造・販売会社、富士通クライアントコンピューティング株式会社に、景品表示法(有利誤認)に基づき課徴金納付命令を出した。
♦課徴金額は4,223万円、納付期限は令和7年3月3日。
♦富士通クライアントコンピューティングは、2022年10月~2023年2月までの期間、パソコンの販売価格を二重価格で表示していたが、元の価格での販売実績はなかった。さらにキャンペーン期間が終わっても割引価格での購入が可能であった。
*リソース:Yahoo!ニュース(朝日新聞)8/2配信
2024年08月01日
『二重価格・期間限定価格に誤認表示│消費者庁がキャリアカレッジに措置命令』
2024年08月01日
『二重価格・期間限定価格に誤認表示│消費者庁がキャリアカレッジに措置命令』
【2024.8.1】
『二重価格・期間限定価格に誤認表示│消費者庁がキャリアカレッジに措置命令』
♦消費者庁は19日、株式会社キャリアカレッジに景表法違反(有利誤認)で措置命令を出した。
♦措置命令の概要は2点、自社ウェブサイトにて通信講座価格を、①二重価格で表示していたが通常価格での販売実績がなかった、②期間限定価格を表示していたが期間終了後も割引価格での申込が可能であった。
♦10講座に誤認表示があったとされている。
*リソース:Googleニュース(中国新聞)8/1配信
2024年07月31日
『税込み価格の不当表示│消費者庁が居酒屋チェーンに措置命令』
2024年07月31日
『税込み価格の不当表示│消費者庁が居酒屋チェーンに措置命令』
【2024.7.31】
『税込み価格の不当表示│消費者庁が居酒屋チェーンに措置命令』
♦消費者庁は29日、居酒屋「新時代」や「新時代44」などを全国展開する株式会社ファッズに、景品表示法違反(有利誤認)の措置命令を出した。
♦ファッズは情報サイトやSNSにおいて、「税込み価格」と表示しながら税抜き価格を掲載していた。
♦違反広告が掲載された期間は、2023年6~12月。
♦価格表示は2021年4月から、消費税込みの総額表示が消費税法により義務付けられている。
*リソース:Yahoo!ニュース(JIJI.com)7/30配信
2024年06月11日
『Googleマップの高評価で割引│景品表示法のステマ規制で措置命令』
2024年06月11日
『Googleマップの高評価で割引│景品表示法のステマ規制で措置命令』
【2024.6.10】
『Googleマップの高評価で割引│景品表示法のステマ規制で措置命令』
♦6月7日消費者庁は、景品表示法に基づき医療法人 祐真会に対し措置命令を行った。
♦医療法人 祐真会が運営する「マチルノ大森内科クリニック」では、グーグルマップに高い評価を投稿すると、ワクチン接種料金550円を割り引いていた。
♦個人の感想を偽装する行為「ステルスマーケティング」は、2023年10月から規制されており、行政処分となるのは今回が初。
♦違反行為が認められたのは、2023年10月2日から7日の間、星5つの評価45件である。
*リソース:Yahoo!ニュース(JIJI.com)6/7配信
2024年06月04日
『「間人ガニ」産地偽装事件│京都府が水産会社に措置命令』
2024年06月04日
『「間人ガニ」産地偽装事件│京都府が水産会社に措置命令』
【2024.6.2】
『「間人ガニ」産地偽装事件│京都府が水産会社に措置命令』
♦5月31日、京都府は京丹後市で鮮魚卸を営む「まるなか水産」に対し、景表法違反(有利誤認)に基づき措置命令を行った。
♦まるなか水産は、高級ブランド「間人ガニ」であることを証明するタグを不正に入手し、兵庫県産のズワイガニに取り付け販売していた。
♦違反が認められたのは、令和5年2月1日と25日の計2回。
*リソース:Yahoo!ニュース(8カンテレ)5/31配信
2024年05月31日
『葬儀プラン料金に誤認を与える表示│那覇市の葬儀業者に措置命令』
2024年05月31日
『葬儀プラン料金に誤認を与える表示│那覇市の葬儀業者に措置命令』
【2024.5.31】
『葬儀プラン料金に誤認を与える表示│那覇市の葬儀業者に措置命令』
♦5月30日、消費者庁は那覇市で葬儀業者を営む「那覇直葬センター」に対し、景表法違反(有利誤認)に基づき措置命令を行った。
♦那覇直葬センターは新聞の折り込みチラシやホームページに「直葬プラン」「火葬プラン」と称し写真を掲載、写真と同様のサービスを77,000(税込)で受けられるような表示をしていたが、実際には追加料金が発生し最低でも150,000円ほどは必要だった。
♦さらに「通常価格 180,000円(税込198,000円)」と表示があったが、このプラン料金での実績はなかった。
♦表示違反が認められたのは、折り込みチラシが令和5年3月4日~6月10日の間に計6回、ホームページ掲載期間が令和5年4月25日~5月11日。
*リソース:Yahoo!ニュース(沖縄テレビ放送)5/30配信
2024年05月29日
『中国電力に課徴金納付命令16.5億円│料金プランに誤認表示』
2024年05月29日
『中国電力に課徴金納付命令16.5億円│料金プランに誤認表示』
【2024.5.28】
『中国電力に課徴金納付命令16.5億円│料金プランに誤認表示』
♦5月28日、消費者庁は中国電力に景品表示法(有利誤認)に基づき、16億5594万円の課徴金納付命令を出した。
♦中国電力は2022年4月~2023年1月の期間、自社ウェブサイトとパンフレットに、2種類の電気料金プランを表示。規制料金よりも得であるかの様な表示をしていたが、条件や時期によっては割高になる場合があった。
♦消費者庁は2023年8月に再発防止や消費者への周知を求める措置命令をだしていた。
♦中国電力は対象となる契約26万件に対し、差額の返金を行うと発表している。
*リソース:Yahoo!ニュース(jiji.com)5/28配信
2024年04月02日
『㈱デンソー ㈱デンソーソリューションが、措置命令に従い消費者への誤認を排除するコメントを公表』
2024年04月02日
『㈱デンソー ㈱デンソーソリューションが、措置命令に従い消費者への誤認を排除するコメントを公表』
【2024.4.2】
『㈱デンソー ㈱デンソーソリューションが、措置命令に従い消費者への誤認を排除するコメントを公表』
♦2社は3月13日、車両用クレベリンの広告に関して景品表示法(優良誤認)に違反するとし措置命令を受けた。
♦車両用クレベリンは車内の消臭・除菌効果が3ヶ月続くかのように表示していたが、消費者庁に提出された資料に合理的な根拠は認められなかった。
♦2024年1月31日、車内用クレベリンの取り扱い終了。
♦これに対し、消費者の誤認を排除すべく、3月31日自社サイトにて周知報告を実施。
♦「広告管理体制をより一層強化することで再発防止に努めて参ります。」とコメント。
*リソース:Yahoo!ニュース(response)4/1配信