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健康食品

「階段の昇り降り」という表現について

グルコサミンの健康食品で「階段の昇り降りがつらい」という表現をよく見かけます。
弊社も「階段の昇り降り」や「立ち座り」といった表現を使用しようと考えているのですが、
メーカーが難色を示しています。そもそもこういった表現はしてはいけないのでしょうか?
特に身体の機能変化を謳っているわけではないので問題ないように思うのですが。

掲載日:2014/2/6
企業名:(非公開)

結論から言えば、問題があります。
東京都庁の主催で毎年健康食品の事業者向けの講習会が開かれています。
そこで提出される資料にここ数年毎回「立ち座り」や「階段の昇り降り」が、
関節痛等の改善を標榜するNG例として上げられるようになりました。
2012年の資料には「ツライ階段の昇り降りがこのサプリで楽々に!」が
NG例として示されています。「膝」や「関節」の機能変化を謳えば
NGになるのは明らかですが、前後の文脈上問題があると判断されるものも
NGとするということでしょう。「立ち座り」も同様です。
ただ、単に「歩く」や「動く」といった表現もNGかというと、そういうことは
考えられません。
例えば「毎日楽しく歩いています」であれば、「健康だから元気に歩ける」
という意味になるので問題ないと考えてよいです。
また、「階段」という表現もそれ自体NGということではないと思います。
例えば「階段も平気」くらいであれば「階段も気にならないくらい元気だ」
という意味にもなるので必ずしもNGとは言えないと考えます。
結局、「関節」などの部位を明示していなくとも、文脈次第で身体の機能変化と
判断される可能性があるということだと思います。