『静岡の無職女性、医師法違反に有罪判決』

【2011.12.20】
医師免許がないのに診療所を開き、診療内科医の「木村零音(れおん)」と名乗り医療行為を行ったとして、医師法違反(無資格医業)の罪に問われた無職室伏由美子被告(44)は19日、静岡地裁沼津支部にて判決を受けました。「常習的で悪質な犯行だが、被害者に健康被害が生じた証拠はない」として裁判官より懲役1年6ヶ月執行猶予4年(求刑懲役1年6ヶ月)を言い渡されました。室伏被告は医師ではないのに、2009年から11年、53回にわたり、同市内の診療所で患者2人に問診、2人の傷病手当金などの請求書類に診断結果を記載し、交付するなどの医療行為を行っていたそうです。