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『がん効果うたった健康食品を無許可で販売した業者とそれを広告した出版社社員らを薬事法違反の疑いで逮捕』

【2011.10.6】
「がんに効果がある」などと書籍でうたい無許可で健康食品を販売していたとして東京都八王子市にある健康食品会社「キトサンコーワ」の社長・国安春子容疑者(65)は6日、薬事法違反にあたる医薬品の無許可販売などの疑いで神奈川県警生活経済課などにより逮捕されました。
この書籍を刊行した東京都新宿区にある出版社「現代書林」の元社長・武谷紘之容疑者(72)や執筆に関係したフリーライター石田義孝容疑者(54)ら4人も同日、薬事法違反ほう助などの疑いで逮捕されました。
国安容疑者は、医薬品販売業の許可がないのに2009年~2011年にカニやエビの甲羅に含まれる成分「キトサン」を含む健康食品「キトサンコーワ」・1瓶(72グラム400錠入)1万円のものを「がんに効果がある」などとうたいインターネットなどを使い84瓶を販売していたということです。
同容疑者は、薬事法に違反するとは知らなかったと容疑を否認しているそうです。
武谷容疑者らは、2009年~2010年に「医師・研究者が認めた!私がすすめる『水溶性キトサン』」という書籍で「キトサンコーワ」を広告した上で6人に書籍と健康食品をセットで販売したそうです。
出版社が無許可販売のほう助により逮捕されるのは、全国で初めてだそうです。
武谷容疑者らも広告ではなく情報提供であると容疑を否認している

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