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『医薬品販売店「壮快薬品」で”がんに効く”とうたって「バイオラバー」のベストを販売し逮捕』

【2009.10.21】
医薬品販売会社「壮快薬品」の京都駅前店店長の吉川由美容疑者と、化学製品販売会社「ハーキュリーズ・グループ」の販売講師2人が、薬事法違反(無承認医療機器の販売)の容疑で20日、京都府警に逮捕されました。
3人は、高速水着素材の開発で知られている複合特殊素材メーカー「山本化学工業」の織物素材「バイオラバー」を、医療用品として厚労省の承認を受けていないにも関わらず、”がん細胞を抑制する効果がある”と同店で開いた説明会で宣伝し、女性2人にベスト3着を計約75万円で販売したということです。
「ハーキュリーズ・グループ」は山本化学工業の関連会社の一つといい、8月に壮快薬品の本社と山本化学工業も家宅捜索を受けていました。
壮快薬品は「法に触れていない」とし、山本化学工業も「がんに効くという表現はしていない」としていて、逮捕された3人も容疑を否認していますが、山本化学工業のホームページには、バイオラバーのがん抑制効果が解明されたとする記事が掲載されているということです。

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