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『消費者庁がネット上で販売される健康食品92商品で表示改善要請』

【2018.02.01】
『消費者庁がネット上で販売される健康食品92商品で表示改善要請』

消費者庁は1月31日、インターネット上で販売される健康食品92商品について、各販売事業者や、ショッピングモールの運営事業者に表示の改善を要請したと発表したとのことです。

調査は昨年10~12月までの期間、ロボット型全文検索システムを活用して実施し、検索キーワードによる無作為検索を行った後、目視によって確認したとのことです。検索キーワードは、「がん」「動脈硬化」「糖尿病」などの疾病治療・予防に関する表現、「肝機能」「冷え性」「二日酔い」といった身体の機能の増強に関する表現、「ダイエット」「肌乾燥」などの身体の美化に関する表現を設定したとのことです。

その結果、83事業者の合計92商品の表示について、健康増進法に違反する恐れがあると判断したとのことです。

生鮮食品では「生活習慣病の予防」、「便秘解消などの効果」など、加工食品では「活性酸素の働きの抑制」、「花粉症」、「エイジングケアに効果」など、飲料については「粘膜の保護」、「免疫力アップ」、「風邪やインフルエンザ」といった表示が確認されたとのことです。また、いわゆる健康食品の表示事例として、「脂肪燃焼」、「新陳代謝の向上」、「老廃物の除去」、「美白美肌」などを挙げているとのことです。

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