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『食品安全委員会が企画等専門調査会で「水素水」などのファクトシートの作成や積極的な情報収集・提供を提示』

【2016.12.12】

『食品安全委員会が企画等専門調査会で「水素水」などのファクトシートの作成や積極的な情報収集・提供を提示』

 

食品安全委員会は9日、企画等専門調査会を開き、2016年度の同委員会が自ら行う食品健康影響評価(自ら評価)の案件候補を議論したが、「人工甘味料」「個別のサプリメント」などの13件について「自ら評価」を実施すべき案件はないとの結論に至ったとのことです。「水素水」「カフェイン摂取量ガイドライン提示」「鶏肉によるカンピロバクター食中毒の防止」の3件については、ファクトシート作成や積極的な情報収集・提供を視野に入れ、引き続き検討したうえで、来年2月の同調査会で議論を重ね、3月の同委員会で最終決定するとのことです。

通常、同委員会によるリスク評価は、厚生労働省・農林水産省・消費者庁などの依頼を受けて実施されるが、「自ら評価」はこれとは別に、同委員会が自らテーマを選定してリスクを評価するとのことです。

 

また、「水素水」をめぐって「(ファクトシートの作成によって)『科学的根拠はありません』と出すことはよいと思う」、「スーパーなどでも売られているのでファクトシートは必要。健康に害がないかどうかも視野に入れて検討してもよい」といった考え方が示されたが、「まったく根拠がないと言えるか微妙な部分もあるので、その点は注意も必要」、「安全性についてはコメントできるが、有効性についてコメントするのは危険」など多数の意見が出されたちおのことです。

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