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『津地方検察庁が特別養護老人ホーム「名張もみじ山荘」で死亡診断怠って医師法違反で書類送検された医師らを起訴猶予』

【2016.03.31】
『津地方検察庁が特別養護老人ホーム「名張もみじ山荘」で死亡診断怠って医師法違反で書類送検された医師らを起訴猶予』

津地方検察庁は30日、三重県名張市の特別養護老人ホームで死亡確認をしないまま遺族に死亡診断書を交付していたとして、医師法違反の疑いで書類送検された嘱託の74歳の医師ら計3人について、「利益を得た事実は認められず対応も改善されている」などとして、全員を起訴猶予にしたとのことです。

名張市の特別養護老人ホーム「名張もみじ山荘」では去年3月から6月にかけて、入居していた90代の女性と80代の男性が亡くなった際、死亡確認をせずに、遺族に死亡診断書を交付したなどとして、嘱託で勤務する田中成典医師(74)と、施設の職員の36歳と48歳の看護師2人が、2月、医師法違反の疑いで書類送検されたとのことです。

調べによりますと、日付を入れていない死亡診断書を医師があらかじめ作成して、入居者が死亡したあとに看護師が日付を記入していたとのことです。

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