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『熊本地裁が無許可で診療所を開設していた熊本市のエステ運営会社「ダイアン」元社長に医療法違反や医師法違反などの罪で2年6カ月の求刑』

【2016.01.23】
『熊本地裁が無許可で診療所を開設していた熊本市のエステ運営会社「ダイアン」元社長に医療法違反や医師法違反などの罪で2年6カ月の求刑』

 熊本地裁で22日、無許可で診療所を開設し、医師ではない従業員に医療行為をさせたなどとして、医療法違反や医師法違反などの罪に問われた熊本市のエステ運営会社「ダイアン」と、元社長上田恭子被告(46)の初公判があり、いずれも起訴内容を認めたとのことです。

 検察側は、犯行は「計画的かつ組織的」で「虚偽の事実をうたい患者を集めた巧妙で悪質なもの」として、上田被告に懲役2年6カ月、罰金100万円など、ダイアンに罰金100万円を求刑し、即日結審。弁護側は上田被告に執行猶予付きの判決を求めたとのことです。

 検察の冒頭陳述などによると、上田被告は2013年7月ごろから15年8月ごろまでの間に福岡市で、14年5月ごろから15年6月ごろまでの間に熊本市で、保健所の許可を受けずに診療所を開設。医師資格のない従業員らに問診や採血などをさせ、発毛薬などを販売したとのことです。

※2016年1月14日のニュースも参照してください。

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