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『兵庫県は大手スーパーの西友が発行した虚偽の証明書を使い「登録販売者」試験に合格した店員4人の合格を取り消した』

【2013.01.25】
『兵庫県は大手スーパーの西友が発行した虚偽の証明書を使い「登録販売者」試験に合格した店員4人の合格を取り消した』
 大手スーパーの西友(東京)が一般用医薬品(大衆薬)の一部を販売できる登録販売者試験で実務経験の足りない従業員に虚偽の証明書を発行し、不正受験させていたとされる問題で、兵庫県は24日、多田店(川西市)の不正に受験して合格した4人の合格と販売従事登録を取り消したと発表したとのことです。また、証明書を発行した西友に対し、文書で厳重注意するとともに、再発防止策を盛り込んだ始末書の提出を指示したとのことです。
 登録販売者試験の受験には薬剤師らの指導の下で医薬品販売に毎月80時間以上、1年間従事した実務経験などが必要とされているが、兵庫県によると、同社は08年度と09年度、必要な実務従事時間に達していない従業員に実務経験があるとの証明書を発行し受験させていたとのことです。
 4人は平成20~21年度に受験したが、実務経験は月4~44時間しかなく、不合格だった1人についても同様の不正が認められたとのことです。
 東京都から、県内でも不正受験の可能性があるとの情報提供を受けた県が、立ち入り検査を実施して発覚したとのことです。
 県は同店と西友に対し、文書で厳重注意したほか、今後の改善内容を含めた始末書の提出を指示した。
※2012年12月01日のニュースも参照して下さい。

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